ハタ人間とはパワプロクンポケット11の裏サクセスに登場する、宇宙人に洗脳された人間たちの総称である。
概要
頭にハタが突き刺さった姿で登場し、周囲の人間たちの頭にハタを突き刺し仲間を増やそうとする。
刺されたハタは脳神経に食い込み、抜くことはできない。
ハタ人間の特徴
性格
ハタの作用で洗脳されているため宇宙人に対し忠誠を誓っている。
ハタの刺さっていない人間を見つけると、ハタを刺すために襲い掛かってくる。
弱点
ハタに水をかけられると戦闘不能となる。そのため水鉄砲が有効な武器となる。
水鉄砲を装備していないとどれほど殺傷力のある武器を装備していても素手扱いになる。
食料
宇宙人がハタ人間の死体を「つくだに」や「ジュース」に加工して、ハタ人間の食料にしている。
ハタ人間からの回復
第一章ではハタ人間状態を回復させる手段は無い。
洗脳されてしまった仲間は二度と元には戻らず、以降も仲間にできない。
第二章ではハタ人間状態から回復させる手段が登場する。
宇宙人の基地でハタ人間として活動している仲間を倒して連れ帰れば回復させることが出来る。
怪奇ハタ人間編
- ハタ人間で溢れる町からの脱出を目指す第一章
- 宇宙人を殲滅するために基地に攻め込む第二章
の前後編にわかれている。どちらも本格的なRPGである。
もちろんセーブは半自動で行われ、何がおこっても取り返しはつかない。
第一章には時間の概念があり、救助時間に間に合わなかった仲間はハタ人間化されてしまう。
また食料や疲労といったサバイバル要素もあり、食料がなくなると救出した仲間も消えさってしまう。
なお、クリア時のメンバーは主人公を除いて宇宙人の基地に突入部隊として先行しており、第二章開始時点では使用することが出来ない。
第二章は全100階の3Dダンジョンになっており、倒された仲間がハタ人間化されてしまう。
ハタ人間化された仲間は倒された階(第一章クリア時のメンバーは20階)で敵として現われ、主人公をハタ人間化しようと襲い掛かってくる。
その際、洗脳された仲間との会話が発生し、内に秘めてきた本音や、潜在的な欲求を主人公に向かってさらけ出す。
また、主人公(と相棒のメガネ)だけは倒されても地上の基地に戻ることができる。
これは博士の開発した「オートリピートシステム」によるものだが、その内容は頭にハタが刺さった瞬間、それまでの記憶が全て基地で作られた主人公達のクローンに転送されて目覚めるというものであり、
ハタが刺さった主人公達は同じ人間が2人いるとマズイからという理由で、体内に仕掛けられた爆弾で爆死させられている。
他の仲間は全員このシステムを拒絶したが、主人公達は一切知らされないまま無断で使用されてしまった。
危ないネタの多い携帯機サクセスの中でも怪奇ハタ人間編の危なさは群を抜いている。
脳改造、カニバリズム、パニックホラー、リアルすぎるあの生き物、使い捨てにされる主人公(とクローン)など、様々な要素が入り混じった奇作としてカルトなファンがついている。
特に、最下層のボスは様々な意味でと て つ も な く 危 な い。