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万葉線

まんようせん

万葉線は、富山県に路線を有する第三セクター鉄道の名称、あるいはその会社が運営する鉄道路線の通称。
目次 [非表示]

この会社は富山県高岡市・射水市に路線を有する第三セクター鉄道会社である。

 この会社が運営する路線は下記の通り、正式には2路線に分かれており、異なる法律および経緯で敷設された路線であるが、運行は路面電車タイプの車両により一体として行われており、案内上では全線が「万葉線」として一体に扱われている。

路線

  • 高岡軌道線 (高岡駅前〜六渡寺間、軌道線)
  • 新湊港線 (六渡寺〜越ノ潟間、鉄道線)

歴史

 この項目においてはそれぞれの路線および経営会社の歴史などを記述する。なお、新湊港線のもともとの路線であった射水線の歴史や加越能鉄道に関しても記述を行っている部分がある。

大正13年10月12日 越中電気軌道、射水線の一部(富山北口駅-四方駅間)を開業。

大正15年7月21日 聨隊橋駅- 富山北口駅間および四方駅 - 打出浜駅開業。

昭和2年 越中鉄道に名称変更、翌年路線を路面電車から鉄道へ変更。

昭和5年 新湊港線の一部(西越ノ潟駅-新湊東口駅、越ノ潟駅-西越ノ潟駅間は同年開通)が開通する。

昭和7年11月9日 現在の新湊港線の一部である東口駅-庄川口駅間開通。

昭和8年12月25日 現在の新湊港線の一部である庄川口駅 - 新伏木駅間開通。これによりこの区間が全部開通した。

昭和18年1月1日 陸上交通事業調整法(いわゆる戦時統合)により越中鉄道は富山県内の鉄道およびバス会社と合併し、富山地方鉄道(以下、富山地鉄)となり、路線は射水線となった。

昭和23年4月10日 富山地鉄により現在の高岡軌道線の一部区間および廃線となった伏木線区間(地鉄高岡-米島口停留場-伏木港間)を開業。

昭和25年10月23日 富山地鉄は加賀国、越中国、能登国を結ぶ高速鉄道、富山-金沢間、高岡-七尾間、電化路線を敷設する計画を遂行するための鉄道会社、加越能鉄道設立(後に北陸鉄道および地方自治体が出資)。加越線および富山県西部のバス事業を譲渡。

昭和26年4月1日 高岡軌道線区間(米島口停留場-六渡寺駅)が全通、富山地鉄射水線と直通運転開始。

昭和34年4月1日 加越線の赤字補填の目的により軌道線区間を加越能鉄道に譲渡。

昭和41年4月5日 富山新港建設により射水線堀切駅-越ノ潟駅間廃止、堀岡‐堀切間休止。分断された富山地鉄射水線の西半が加越能鉄道に譲渡され、同社新湊港線となる。

昭和42年11月23日:射水線堀岡駅-新湊東口駅(旧堀切駅)運航再開。鉄道連絡船となる富山県営渡船が運航開始。

昭和46年9月1日 加越能鉄道、高岡軌道線の支線となっており運用上の困難となっていたことおよび道路行政の問題により伏木線部分を廃止。

昭和55年4月1日 富山地鉄に残された部分の射水線廃止される。

昭和55年12月6日 「万葉線」の愛称がつけられる(高岡が「万葉集」の最終収録歌が詠まれた地であることにちなむ)。

平成13年 加越能鉄道、赤字のため全区間を廃止を検討、高岡市および新湊市により第三セクター万葉線株式会社設立。

平成14年4月1日 加越能鉄道、所有する全区間を第三セクターに譲渡。なお、第三セクターによる路面電車の運営はこの会社が初である(加筆時点では地方自治体が運営に関与し、軌道を所有する鉄道会社としては富山ライトレール福井鉄道とさでん交通が存在する)。

平成24年10月1日 加越能鉄道、加越能バスに名称変更。


キャラクター

「鉄道むすめPickUP!!」第39回で万葉線運転士という設定の「吉久こしの」が登場した。


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