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映画スイートプリキュアとりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ

えいがすいーとぷりきゅあとりもどせこころがつなぐきせきのめろでぃ

「映画スイートプリキュアとりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ」は2011年10月29日公開のプリキュア映画11作目である。
目次 [非表示]

作品解説

今までのプリキュア映画が外伝的要素が強かったのに対し、この映画はテレビシリーズと連動しており36〜37話の間のサイドストーリーと設定されており、プリキュアの一人キュアミューズこと調辺アコと彼女の両親メフィストアフロディテとの家族愛をメインに描かれている。

プリキュア映画で中学生以下の子供に配布される観客参加用アイテムミラクルライトがこの映画でも「ミラクルライトーン」として使われた。

また、「Yes!プリキュア5GoGo!」以降プリキュア単独作品映画版でおなじみになった主人公格プリキュアのスーパープリキュア化もあり、この映画ではキュアメロディクレッシェンドトーンの力を受けクレッシェンドキュアメロディとなった。


制作経緯

元々は今までのプリキュア映画と同じく、TV本編のストーリーとの繋がりが薄いパラレルワールド的な方向で仕上げる予定であった模様であり、シナリオもそのような内容で出来上がっていたという。


しかし、テレビシリーズ放送途中の2011年3月11日東日本大震災が発生。これにより休止が発生したことでテレビシリーズの放送スケジュールにも狂いが生じ、結果キュアミューズの正体が判明する時期が映画公開時期の直前となってしまう


そのため、元々出来上がっていた映画や企画やシナリオを白紙にし、テレビシリーズ本編と連動する内容へと方針変換したという。プリキュアの単独映画でテレビシリーズと連動した作品は本作が初であった。


それに伴い、本作の舞台は映画オリジナルの異世界では無く、テレビシリーズにも関わるメイジャーランドに設定され、テレビシリーズの登場人物も多数登場する。


スタッフにおいても脚本には本編のシリーズ構成を担当した大野敏哉をそのまま起用。作画監督も本編キャラクターデザイン担当の高橋晃が担当する。


また、この映画の特報・予告ではキュアミューズの正体に関して徹底した情報規制が行われ、本編には出てこない仮面のキュアミューズとは別に、詳細不明の黄色い少女プリキュアが登場するかのような演出されていた(これについてはキュアミューズの項を参照)。


あらすじ*

ある日の朝、窓をたたく音がした目を覚ました南野奏がカーテンを開けるとかつてのマイナーランド国王で現在メイジャーランド国王のメフィストが姿を現した。

実は娘の調辺アコと仲良くしている奏の弟南野奏太に会いに来たようだったが窓からの侵入しそうになり警察沙汰になって駆けつけた娘からはにらまれてしまう。

そんな時異様な不協和音が加音町に響き渡り楽器から音が鳴らなくなるという事態が発生してしまう。

メフィストがメイジャーランドに連絡を取ろうにも取れず代わりに異様な紋章が地面に現れた。

北条響プリキュア4人はメフィスト達ともにメイジャーランドに向かうが、彼女達が目にした風景は異様なものでやはり加音町と同じように音が鳴らなくなっていたのである。

そこに現れた少女スズと出会うが、彼女から「アフロディテ様が音楽を奪った」という衝撃的な言葉を聴かされる。

これはすべてノイズの復活をたくらむ者たちの仕業であった。


世界から音楽を取り戻すためプリキュア達が立ち上がった!


登場人物

プリキュア

キュアメロディ/北条響(声・小清水亜美)

海岸をジョギング中にメフィストを連行するパトカーを発見し、その騒動に駆けつけて仲間たちと合流する。終盤の戦いで、最後まで決して諦めなかった彼女の身に奇跡が起こる。

「奏太以外にも友達いたんだ…」


キュアリズム/南野奏(声・折笠富美子)

早朝にベランダからノックをしてきた人物を響だと思って開けたらメフィスト。終盤のヒロイン。

「ちょっとイケメンだけど怪しいね」


キュアビート/黒川エレン(声・豊口めぐみ)

メイジャーランドに向かうときに「姫様と国王様の旅のお供」として鳥追いのような着物を着用。もちろん音吉さんの本に書いてあった知識である。

「いたいけな子猫をよくもいたぶってくれたわね!!この人でなし!!」


キュアミューズ/調辺アコ(声・大久保瑠美)

メイジャーランドの王女。父よりもしっかり者。メイジャーランドの母の心配をするが…メフィストの態度に怒ってしまう。彼女が歌いたくない理由とは…。

「私が一番好きな歌、覚えてる?」


妖精

ハミィ(声・三石琴乃)

最初のミラクルライトの説明でコスプレを披露。重いヒーリングチェストを抱えてメイジャーランドへ。しかし途中でヒーリングチェストをうっかり無くしてしまう。


フェアリートーン(声・工藤真由)

今回も活躍!終盤の戦いでは頭をぶつけたりミラクルライトーンを振ったりする。


クレッシェンドトーン(声・西原久美子)

全ての音の源であるため彼女のいるヒーリングチェストを敵に狙われている。意外とスパルタな一面も…?


人間界

南野奏太(声・小林由美子)

姉の悲鳴を聞いてバットを持って現れるなど男気を見せる。しかし故郷に帰ると嬉しそうに話すアコの様子にショックを受け、走り去ってしまう。


調辺音吉(声・園部啓一)

メイジャーランドの先代国王。突如現れた謎の紋章を「初めて見る」と言う。今回の事件の黒幕はノイズ自身ではないようだ。

メイジャーランド

メフィスト(声・堀内賢雄)

冒頭から警察に連行されたメイジャーランド現国王。母の心配をし落ち込むアコを元気づけようとするが空回ってしまう。家族を救うために奮闘する。今作のもう一人の主人公。


アフロディテ(声・日髙のり子)

メイジャーランドの女王。しかし、実は……メイジャーランドから音楽を奪った今回の事件の首謀者…とスズから思われているが明らかに何かに乗り移られている。操られている彼女の心に残る決意とは…。


スズ(声・南央美)

メイジャーランドに住むアコの友達だがメイジャーランドや両親から音楽を奪ったアフロディテを憎んでいる。アコとお揃いの音符のペンダントを持つ。ミラクルライトーン誕生のきっかけとなる。

敵キャラクター

ハウリング(声・玄田哲章)

今作の真の黒幕である闇の力の持ち主。


シャープ(声・遠近孝一)

自称メイジャーランド初のアイドルグループ『メイジャー3』の一人。金髪のイケメン。

戦闘形態ではムキムキの体型になる。

 

ナチュラル(声・金丸淳一)

自称メイジャーランド初のアイドルグループ『メイジャー3』の一人。ノースリーブのイケメン。

戦闘形態ではよりスマートな体型になる。


フラット(声・真殿光昭)

自称メイジャーランド初のアイドルグループ『メイジャー3』の一人。眼鏡のイケメン。

戦闘形態ではむっちりした体型になる。


楽器合体ネガトーン(声・大林洋平)

メイジャー3が召喚したネガトーン。金属のように硬くなるビームを発射する。

主題歌*

この作品では「テーマソング」が制作され、挿入歌としてのみならず、本編終盤のエンドロールにも使用される。一方のEDテーマはノンテロップであり、ダンス専用のエンディングとなっている(極端に言えば「おまけ映像」的なポジション)。ED映像は38話以降のバージョンであり、本作で初公開となった。


このフォーマットは「絵本の中はみんなチグハグ!」にも継承されている。


OPテーマ

ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪〜∞UNLIMITED ver.∞〜

作詞:六ツ見純代 作曲:marhy 編曲:久保田光太郎 歌:工藤真由

EDテーマ

♯キボウレインボウ♯

作詞:六ツ見純代 作曲:山崎燿 編曲:Mine Chang 歌:池田彩

テーマソング

心の歌

作詞:Remi 作曲・編曲:高梨康治 歌:Remi

スタッフ*

監督……池田洋子

脚本……大野敏哉

キャラクターデザイン・作画監督……高橋晃

美術設定……増田竜太郎

美術監督……渡辺佳人


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