「今まで、何人もの人間が敗れ去っていった五つの難題。貴方達に幾つ解けるかしら?」
概要
種族 | 月人 |
---|---|
登場作品 | 『永夜抄』6面Bボス、『文花帖』書籍・LV9、『求聞史紀』キャラ解説、 |
『儚月抄』本編,小説,4コマ、『三月精』2部18話、『紺珠伝』鈴仙ED(自力)、 | |
『憑依華』鈴仙&ドレミーED、『ND』悪夢火曜(夢人格)、『グリウサ』大会 | |
二つ名 | 永遠と須臾の罪人(永、儚)・地上に隠れ住む月の姫(書文) |
人間らしくないお姫様(文)・永遠のお姫様(求) | |
職業 | 不明 |
能力 | 永遠と須臾を操る程度の能力 |
住んでいる所 | 永遠亭 |
テーマ曲 | 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess |
「永遠亭」に隠れ住んでいる「月人」。竹取物語の「かぐや姫」その人である。
不死の体を持つ「蓬莱人」であり、決して死ぬことはないとされる。禁忌とされる「蓬莱の薬」を飲んで不老不死になってしまい、その罰として処刑されるが、不死のため命を奪えないと判ると地上への流刑となった。
…と言うよりも、日頃から地上の暮らしに対して興味を抱いており、蓬莱の薬を飲むと月に居られなくなり地上へ流刑されることになるのを八意永琳との会話により知っていたため、自らそうなるように望んで、蓬莱の薬の作成を永琳に依頼したものと思われる。
年齢は億単位(って酔った神主が言ってた)。二次創作ではあまり年長者扱いされないが、もしかしたら永琳と共に幻想郷でトップクラスの年齢かもしれない。
なお、竹取物語の舞台は奈良時代であり、当時の都は平城京となる。よく勘違いされるが、平安時代ではない。「平安京の姫」と表記したり、『竹取物語』時代の輝夜に十二単を着させたりするのは、時代考証としては誤りとなるので注意(絵本などではかぐや姫が十二単を着ている描写が多いため、そのイメージも誤解を広めている一因だろう)。
蓬莱人
「蓬莱人」とは、不老不死の薬である「蓬莱の薬」を服用した者のことである。
アリスが『永夜抄』EXで語ったところによると、蓬莱の薬とは、「肉体が滅んでも飲んだ者の魂を存在の主体として即座に好きな場所に肉体を作り直し、生き返ることが出来るようになる薬」だという。
つまり単なる自己再生能力の極限化といった類の効能ではない。また、薬は飲んだら肝に溜まるらしい。
この薬は輝夜の能力を用いて作ることが出来る。性質からすると、永遠の魔法を利用するのであろう。ただ、蓬莱の薬は輝夜がその存在を知る前から存在しており服用者もいたらしいため、輝夜の永遠の魔法でないと作れない……というわけでもない様子。
『求聞史紀』において服用者の一人である妹紅の能力解説を見る限り、変化を拒絶する性質上、傷の治りは早くなるし年も取らなくなるようだ。「髪の毛一本でも残っていれば、そこから元通りになるという」と言われているが、性質から考えると髪の毛一本残っておらずとも別の場所に肉体を再生するのも可能であろう。
ちなみに、この薬を飲むと月の都では罪になるが、その理由は「不死の誘惑に負けた、ということで穢れが生じるようになる」ためであるという。
容姿
ストレートで、腰より長いほどの黒髪を持つ。前髪は眉を覆う程度の長さのぱっつん系(二次創作によっては姫カットに描かれることがあり、後ろ髪の裾も切り揃えられている場合もある)。
服装は上衣がピンクで、大き目の白いリボンが胸元にあしらわれており、服の前を留めるのも複数の小さな白いリボンである。袖は手を隠すほどの長さと幅があり、左袖には月とそれを隠す雲が、右袖には月と山(?)が黄色で描かれている。また、ピンクの上衣の下にもう一枚白い服を重ね着している様子。
腰から下は、赤い生地に月・桜・竹・紅葉・梅と、日本情緒を連想させる模様が金色で描かれているスカートと、その下に白いスカート、更にその下に半透明のスカートを三重に穿いているようである。スカートは非常に長く、地面に付いてなお横に広がるほど。
真っ直ぐに長い黒髪や、手足の先まで隠す衣服は純然たる和風の美を感じさせる。ただ服自体はいわゆる着物ではなく、和風仕立ての洋装といった感じで、まるでドレスのような印象を受ける。
性格
月にいた頃から我侭放題な箱入り娘として育てられたせいか、天然気味でやや世間知らずな感がある。少し天然の入った物言いは、時に人間味の薄さを感じさせる。後述のようにEXストーリーでは突如神社の中から出現し、「常人には宇宙人の行動も思考回路も不明である。」と説明されている。
その一方で人見知りせず、天真爛漫な面がある。また、好奇心も旺盛なようだ。永琳曰く、「[逃亡者の割にはのんきな性格」。昔はそうでもなかったらしいが。
興味を持った地上に行くために禁忌を犯し処刑されることや、その痛みを厭わない辺りから、精神力が非常に強い事が窺える。
また『永夜抄』にて鈴仙と永琳を倒してきた紅魔組に対して多少なりとも怒りを示したように身内への優しさも持ち合わせており、地上で世話になった老夫婦への感謝の念は今も忘れていないなど、他人への感謝を忘れない性分でもある様子。
後述のように『永夜抄』の異変を起こした理由の一つが鈴仙のためであったり、『儚月抄』でもウサギが小雨の外で餅搗きをするのに対し、体調を心配して室内で行うことを勧めたり、『紺珠伝』のレガシーミスありEDでも、永琳に叱られて家出した鈴仙を自ら迎えに行って慰めつつ連れ帰ったりと、部下(ペット)に優しい。
地上に来るまでから地上に興味は持っていたし、地上が月より魅力的な場所とも思っていたものの、あくまで「地上の者は道具」としか思っていなかった(月の民は基本そういう思考なようである)。しかし、幻想郷に来てからは、自分達と地上人を対等な存在としている感じである。
また、『永夜抄』の結界組EDにて語ったところによると「(自分が不変の存在であるために)過去は無限にやってくる、よって今を楽しまなければ意味が無い。」として、一瞬でも過去のことより今現在や未来を重要視する主義のよう。
『儚月抄』小説第二話で、月の都にいた頃から現在まで退屈を感じていたことに対し「何事も環境のせいにする心が退屈さと窮屈さを生む」と悟り、その後は「優曇華の枝」などの盆栽を愛でつつ、やりたいこと探しを地道にしていくと決めたようだ。
その影響か、4コマでは彼女の「何かをやろう」という提案か、何かを見聞きした後の「面白そうね!」で始まる話が多かったりする。
また珍品コレクターとしても知られているようで、永遠亭に来た者に珍しいアイテムを見せびらかしたり、人間の里に出向いて子供達に話をするのも好きな様子。自称好事家。
『グリモワールオブマリサ』では、魔理沙がやたらと神宝を普段仕舞ってある場所を知りたがっていた。ただ、「金閣寺の一枚天井は邪魔だから要らない」とのこと。
ちなみに、元教育係の永琳とは反対に化学には弱いようで、ペーハーが何の事かよく解っていない。永琳に説明を簡単に受けてやっと「ペーハー6の雨=酸っぱくない」程度の認識。
東海高校サタデープログラム(2022/2/25)にて、性格は二次創作のようにお姫様で世間知らずな引き籠りと神主が発言している。
能力
永遠と須臾を操る程度の能力
- 永遠
永遠とは「不変であり、歴史のない世界」。未来永劫全ての変化を拒絶する。永遠を持ったものはいつまでも変わる事が無く、干渉されることも無い。
永遠の魔法とは、寿命や変化をもたらす「穢れ」を受け付けず変化を拒むようにする魔法であるという。掛けられると、一切の歴史の進行は止まり、生き物は成長を止め、食べ物はいつまでも腐らず、割れ物を落としても割れることはない。要は「覆水も盆に返る」魔法(「一度した事は最早取り返しがつかない」ことのたとえが「覆水盆に返らず」。この諺を、ある意味否定する力である)。
輝夜はこの魔法を操るという。
この魔法が掛けられた世界ではいくら活動していようとも、時間が止まっているのに等しい。幻想郷に来てから数えても百年単位で隠れ住んでいたはずが、永夜異変の時まで誰にも知られることなく竹林の奥に存在し続け、また純和風の建物である永遠亭が一切老朽化する様子を見せていないのは、この永遠の能力によるものと言われている。
『永夜抄』では、永夜の術を使って夜を長引かせていたのが目の前の人妖であるとわかると、その術を「半端な永遠」と評し、「永遠を操る術」=スペルカードにして「永夜返し」を用いて強制的に夜明けを迎えさせた。
話の流れからすると、自機勢が夜に掛けた(半端な)永遠の魔法を操って夜から引っぺがしていった結果が、急速に時刻が進み夜が明ける「永夜返し」なのではないだろうか。
- 須臾
須臾(しゅゆ)とは「認識出来ないほどの僅かな時間」のこと。言葉としては1000兆分の1であることを示す数の単位だが、この場合は認識不能の時間の最小単位を表す。
輝夜はこの「一瞬」を必要なだけ寄せ集めて、自らの時間とすることが出来る。ただし、どこまで集めても「認識出来ない一瞬」であるのには変わりないため、須臾の中にいる輝夜を知る術は無い。この能力を使うと一瞬の集合体の中で動けるため、他人が認識出来ない一瞬の間に行動出来る。
また、その応用として「異なった歴史を複数持つ」ことも可能であるという。「他人と同じ時間」と「他人と違う時間」とを同時に過ごす事が出来る、といった意味であろうか。
何度か使用する様子が描写(「永夜返し」や、永遠亭及びその住人の保全など)されている永遠の魔法とは異なり、須臾を操る能力はハッキリと扱った様子が今の所本編中には無い。
ただ『永夜抄』のおまけテキスト(EX前のエピソード)にて、それまでいなかったはずなのにいつの間にか神社の中から現れたことがある。この時の現れ方は、この能力を使用した場合の様子に似ている。
時間を操る程度の能力を持つ咲夜とはまた違った形で時間に干渉しているため、阿求は彼女の持っているのも「時間を操る能力である」とまとめている。
難題と神宝
古典『竹取物語』にも登場する五つの神宝、「龍の頸の玉」「仏の御石の鉢」「火鼠の皮衣」「燕の子安貝」「蓬莱の玉の枝」。その中で「蓬莱の玉の枝」は彼女が唯一本物を所持しているとして多く描かれる。
彼女のスペルカードは、「永夜返し」と「蓬莱の樹海」以外は全て名前に当該アイテム名が付いている。その主題は全て「(新)難題」か「神宝」。この内、前述の通り五つの難題の中で唯一所持しているという「蓬莱の玉の枝」は「神宝」で、残りは「難題」であることから、レアな実物を所持しているアイテムは「神宝」、逆に持っていないアイテムの場合は「持って来られるのなら持って来てみろ」などという意味で「難題」という主題を付けていると考えられる。
ただし、『グリモワールオブマリサ』によると、「(新)難題」と付いたスペルでもアイテムは使っている(「金閣寺の一枚天井」は本人が天井を持ち上げているらしい)ことから、その場合は本物が無くてもレプリカなどを使っているのではないだろうか。
『永夜抄』ではHard~Lunaticで五つの難題の上位スペルとして「蓬莱の玉の枝」以外の四つも「神宝」で埋めているが、恐らくは似た効果を持つ(難題にした物とは)別の宝だと思われる。
作中での活躍
初登場。最初は6Aにて、永琳が負けた後に「遊んでいたこと」を咎めつつ力を与え、二人でラストスペル「蓬莱の薬」を発動させた。
そして6Bにて満を持して真のラスボスとして登場。数々の難題・神宝スペルを披露した後、夜が明けないのは主人公たちによる永夜の術のせいだと気付き、自らの「永遠を操る術」でこれを撃破、夜を明けさせた。
そのため「欠けた満月異変」は自機達が解決したが「夜が明けない異変」を解決したのは輝夜だとも言え、『永夜抄』の第二の異変解決者とする向きもある。
異変後、幻想郷が二重結界に覆われていることにより月からの追っ手は入れないと知って隠れ住むのを止め、博麗神社の宴会に混ざったり、永遠亭に来た魔理沙とアリスを受け入れて話を聞こうとしたり、肝試しを発案したりと、幻想郷住人と比較的積極的に交流している様子であった。
書籍の方では、月の都の技術や道具・文化を紹介する博覧会「月都万象展」を企画・開催し、「文々。新聞」を通して宣伝した。また、自ら開催時の司会もやっていた。ちなみに好評だった模様。
ゲームの方では台詞はないが射命丸文に「新難題」を披露。前述の通り、特に「金閣寺の一枚天井」は多くのプレイヤーのトラウマとなった。
・漫画/小説
色々考えた末、起こっている事件は永琳に任せ、自分は「やりたいこと探し」に専念すると決めたようである。また、最終話で霊夢を相手に、繁栄と寿命についての談義を交わしたりしている。
・4コマ(『うどんげっしょー』)
最初は余り目立った活躍は無いが、小説版の「やりたいこと探し」の話以降=4コマの話数にして5話以降は、彼女が色々なことにチャレンジする話が急増した。
幻想郷巡りをしたり、ピンポンダッシュ(誤り)したり、永琳の看病をしたり、永琳に着せ替えられたり、教育に目覚めたり(すぐ飽きた)、干し柿を妹紅の家から拝借したり、釣りをしたり、うまいこと(?)言ったり、ダイエットしたり、ストライキの飾り付けを手伝ったり、一人雪祭りしたり、海に行きたがったり……。
あまつさえ、最終話までの3話分は彼女発案の「月都万象展」再開催までの話だったりと、ある意味鈴仙とてゐに続く第三の主役である。主役の一人の筈のてゐより目立ってた話も多かったりする。
また、ウサギ達のリーダーであるてゐの次にウサギ達、いわゆるモブイナバと一緒に映っている場面が多い。膝に乗せたり、湯たんぽにしたりもしていた。
2部18話にて登場。一言だけだがセリフもある。永遠亭メンバーと共に酒虫の酒を楽しんでいる様子が描かれている。
鈴仙の自力EDに登場。鈴仙が持ち帰った情報を聞く。純狐の友人と配下の妖精については永琳も輝夜も想定していなかったようだ。
久々のZUN絵は彼女の周囲が光り輝き、カリスマ性を全面的に押し出している。
鈴仙&ドレミーEDに登場。作画は春河もえ氏。
そこら中で暴れていた鈴仙(実際には夢人格だが)への苦情が寄せられていたらしく、本人に問いただした。ですます口調で喋る。
ちなみに春河もえ氏は『東方鈴奈庵』の鈴仙回でも輝夜を描いている。
- その他の作品
・上記以外のケースとしては、『心綺楼』では人間の里で行われている決闘を永琳や鈴仙、てゐらの永遠亭の面々と共に観戦している他、『鈴奈庵』では鈴仙に関連したエピソード中にイメージ的かつワンカットながら登場している。
・『求聞史紀』には、永琳や妹紅と並んで「英雄伝」の項にその紹介記事が掲載されている。
・『グリウサ』では、弾幕大会の終了後に永琳と共に弾幕を披露している。
人間関係
月にいた頃の元教育係であり、地上に落とされた後に彼女が迎えに来てからずっと一緒にいる仲。教師と生徒、若しくは親子のような関係かもしれない。その繋がりは深いようだ。
永琳は、輝夜は自分が作った「蓬莱の薬」で処刑+地上落としになったのに自分はお咎め無しだったことと、月に戻っても「蓬莱人」となった輝夜はまともな暮らしを出来ないであろうことを気に病み、自責の念から輝夜に地上での住処(永遠亭)を与えて共に住む事を決めた。
永琳は自分の力を輝夜以下にセーブするなど輝夜を立てているようであるし、輝夜も永琳には全幅の信頼を置いているようである。
『竹取物語』において妹紅の父に恥をかかせたという因縁により、彼女から恨みと復讐心を抱かれており、彼女とは殺したり殺されたりする仲。刺客を送ったり決闘を挑まれたりしている。ただし、お互いに不死なので永遠に決着はつかない。むしろじゃれあっているのかもしれない。
まあ、輝夜も相手を本気で滅するために永琳を遣わしたりはしていないようだし、逆に妹紅もたとえば永遠亭焼き討ちのような周りに迷惑のかかる行為はしていない様子なので、そこまで険悪な関係でもない感じではある。喧嘩の際の(?)妹紅が出火原因の竹林火災が発生した際は二人(+ウサギ達)で一緒に消火していたりもした。
『儚月抄』では、レミリアらが乗ったロケットが飛ぶのを見た妹紅が「輝夜が月に帰る」と誤解して永遠亭に急いで向かい、輝夜が帰らないことに安心する一幕もあり、実は妹紅側からの依存度は高いようだ。
『永夜抄』の数十年前、月から幻想郷に来て迷いの竹林を彷徨っていたところを匿い、以降は共に暮らしている。他のウサギ達と区別せず、「イナバ」と呼んでいるらしい。まあペット扱い。「優曇華院」は永琳が与えた名だが、「イナバ」は輝夜が与えたもの。
『永夜抄』の異変は、月の使者らしき人物から「迎えに行く」と言われた鈴仙が「迷惑を掛けまい」と帰ろうとしたところを、輝夜と永琳が相談して帰さないと決めたことから起こった異変である。中々大事にはしているようだ。
他のウサギ達と同様の「イナバ」呼びではあるが、必要に応じて「鈴仙」と名前でも呼んでいるので、実際の区別はしている模様である。
輝夜に竹林の外の情報を伝えているのはイナバ達、つまりてゐとその配下なので、情報伝達役としての関わりは持っているようである。
また4コマ版『儚月抄』では、輝夜が何かに興味を持つきっかけにてゐがなったり(または、わざとそう仕向けたり)している。
スペルカード
「迷いの竹林に住む月の姫」という肩書きから満月と竹林は彼女のモチーフとして、原作においてもスペルカード使用時の背景などで効果的に使用されている。
東方永夜抄
名称 | 難易度 | その他 |
---|---|---|
難題「龍の頸の玉-五色の弾丸-」 | Easy~Normal | |
神宝「ブリリアントドラゴンバレッタ」 | Hard~Lunatic | |
難題「仏の御石の鉢-砕けぬ意思-」 | Easy~Normal | |
神宝「ブディストダイアモンド」 | Hard~Lunatic | |
難題「火鼠の皮衣-焦れぬ心-」 | Easy~Normal | |
神宝「サラマンダーシールド」 | Hard~Lunatic | |
難題「燕の子安貝-永命線-」 | Easy~Normal | |
神宝「ライフスプリングインフィニティ」 | Hard~Lunatic | |
難題「蓬莱の弾の枝-虹色の弾幕-」 | Easy~Normal | |
神宝「蓬莱の玉の枝-夢色の郷-」 | Hard~Lunatic | |
「永夜返し -初月-」 | Easy | Lastspell |
「永夜返し -三日月-」 | Normal | Lastspell |
「永夜返し -上つ弓張-」 | Hard | Lastspell |
「永夜返し -待宵-」 | Lunatic | Lastspell |
「永夜返し -子の刻-」 | Easy | Lastspell |
「永夜返し -子の二つ-」 | Normal | Lastspell |
「永夜返し -子の三つ-」 | hard | Lastspell |
「永夜返し -子の四つ-」 | Lunatic | Lastspell |
「永夜返し -丑の刻-」 | Easy | Lastspell |
「永夜返し -丑の二つ-」 | Normal | Lastspell |
「永夜返し -丑三つ時-」 | Hard | Lastspell |
「永夜返し -丑の四つ-」 | Lunatic | Lastspell |
「永夜返し -寅の刻-」 | Easy | Lastspell |
「永夜返し -寅の二つ-」 | Normal | Lastspell |
「永夜返し -寅の三つ-」 | Hard | Lastspell |
「永夜返し -寅の四つ-」 | Lunatic | Lastspell |
「永夜返し -朝靄-」 | Easy | Lastspell |
「永夜返し -夜明け-」 | Normal | Lastspell |
「永夜返し -明けの明星-」 | Hard | Lastspell |
「永夜返し -世明け-」 | Lunatic | Lastspell |
「蓬莱の樹海」 | Lastword |
東方文花帖
名称 | レベル |
---|---|
新難題「月のイルメナイト」 | Level9-2 |
新難題「エイジャの赤石」 | Level9-4 |
新難題「金閣寺の一枚天井」 | Level9-6 |
新難題「ミステリウム」 | Level9-8 |
秘封ナイトメアダイアリー
スペルカード名 | ステージ名 | 備考 |
---|---|---|
永夜符「蓬莱壺中の弾の枝」 | 悪夢火曜、弾幕夢1 | 八意永琳との合同スペカ。 |
輝夜符「蓬莱の大きな弾の枝」 | 悪夢火曜、弾幕夢4 | 少名針妙丸との合同スペカ。 |
緋夜符「蓬莱の弾の要石」 | 悪夢火曜、弾幕夢6 | 比那名居天子との合同スペカ。 |
・西行寺幽々子に次ぐ所持スペルカードの多さ。その原因はほとんどが「永夜返し」の異様なまでのバリエーションである。難易度毎に4種類×5段階、20枚。
・「金閣寺の一枚天井」は、『文花帖』屈指の難スペルとして有名。その時の評判ゆえか、後に『ダブルスポイラー』で古明地さとりのスペルとして「うろ覚えの金閣寺」が出た。
・『グリモワールオブマリサ』において魔理沙が言うには、「輝夜はスペルカード戦においてはアイテムを使用したカードが主体であり、自分の能力は滅多に使わない」とのこと。
ゲームにおいても、ある意味緊急事態に対する対処も兼ねていた「永夜返し」以外での能力使用は無かった。
これについて魔理沙は、「月の都会人にはスペルカードルールが肌に合わないのだろうか」などと考察している。
元ネタ・名前の由来
- 蓬莱山(ほうらいさん)
- 輝夜(かぐや)
- 『竹取物語』に登場する「かぐや姫」から。なお「迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)」は、古墳時代の天皇の后の名から採ったものとされる。
- 月人としての名前はカグヤ。今の「輝夜」という名前を付けてくれたのは、地上に落とされた後に面倒を見てくれた竹取の翁と嫗の夫婦。
- 「かぐや」の「かぐ」は「薄くちらちらと微光を発する」を意味する「かがよふ」と同義で、「や」は「咲夜」の「夜」と同義の語調を整える間投助詞で、特に意味は無い。つまり、「かぐや」の名義は「薄くちらちらと微光を発する」といったものと考えられる。
二次創作
- 傾向
東方の二次創作はシリアス系とギャグ系で大きく二種類に分かれているが、その中でも永遠亭組はシリアスな展開の比率が紅魔館などの団体に比べて多い。そもそも『永夜抄』の異変以前の設定上、永琳と輝夜には重い背景があるため、そういったシリアスな流れがやや話の中心になりやすいのである。
- 二次創作呼称
また、現代風に読むと「てるよ」と読む事もあって「『てるよ』と呼ばれて怒る」ネタも多い。一方ファンの間でも『てるよ』呼称が定着しているようで、『東方M-1ぐらんぷり』では「蓬莱てるよ」としてエントリーしている。
この他「かぐや」から「ぐや」「ぐーや」「ぐやー」と呼ばれ、これらのタグが彼女を指して用いられる場合もある。⇒「ぐーや」に詳述
- 周囲との関係
二次創作では藤原妹紅と仲が良い話もある(てるもこ)。
甘い雰囲気に浸る描写は少なく、友達程度~恋人未満という話が多い。ただし、お互い不死と言う事もあってか、殺し合いのネタも少なくない。『第3回東方M-1ぐらんぷり』での没ネタにも「てるもこエターナル」がある。
また、永琳といい雰囲気なストーリーもあるが、彼女は鈴仙とのカップリングが多いせいかそのようなケースはやや少なめ。ただ、原作での関係の深さから、そういう話になるとやたら濃い関係だったり、永琳が輝夜を過剰に溺愛していたりすることも。
- 性格、ニートネタなど
ギャグ系の輝夜は、結界組EDでの永琳の「輝夜は元々引きこもりがちだった」や、輝夜本人の「永琳に閉じこめられた」などの発言を受けて、引きこもり・ネトゲー廃人やニートという二次設定が付加されることが多い(蓬莱ニート)。
ニートネタは広く浸透しているため、至るところでニートに関連付けたコメントなどが見られる。しかし、ニートという概念には一般的にマイナスイメージがあるため、とりたててニート設定の無いネタやシリアスなネタの作品においてニート扱いのコメントなどをすることは快く思われない場合もあるので、注意が必要である。
ちなみに原作においての輝夜は時折人里にも顔を出しており(東方智霊奇伝など)、必ずしも永遠亭に引きこもっているわけではないようである。また、「月都万象展」などのイベントを開催するなど、活動的な側面も見せている。
加えて、「お互い他人のために働くことが地上の民の勤め」であるのを理解しているが、自身は実践出来ていないことに悩んでいるという描写があり、姫という立場に甘んじて何も活動しないことを良しとは考えていないようである。
竹林内とはいえ妹紅と決闘したり1人で博麗神社に赴いていることからもそれがうかがえる。
ニートネタ以外の二次創作では様々な役割を持ち、話の裏の黒幕であったり、ツッコミ役だったり、事の起こりを提案する「話の起点」だったりする。
そのカリスマ具合は作品ごとにレミリア並に変動する。また、性格も原作のように大らか天然だったり、逆に妹紅に対する高飛車タイプだったり、はたまたツンデレだったりと、こちらも安定しない。ただ、『うどんげっしょー』での活躍以降は、原作準拠の性格・扱いの二次創作も以前より増えている模様。
- 東方キャラの日
二次創作設定「東方キャラの日」では先述「ぐや」の語呂合わせで「9/8は輝夜の日」を中心に複数が提案されている。詳しくは一覧記事「輝夜の日」参照。
関連イラスト
関連タグ
東方Project 東方永夜抄 東方文花帖 東方儚月抄 月のイナバと地上の因幡
本人関連
和風 黒髪 ロングヘアー 黒髪ロング ぱっつん 月人(東方Project) 月 満月 月夜
永遠亭 迷いの竹林 蓬莱の玉の枝 蓬莱の薬 蓬莱人 新難題「金閣寺の一枚天井」 「永夜返し」 6ボス 月都万象展
竹取飛翔~Lunatic_Princess ヴォヤージュ1969 ヴォヤージュ1970
関連する主な人物
八意永琳 鈴仙・優曇華院・イナバ 因幡てゐ 藤原妹紅 モブイナバ
「かぐや姫」関連
イラスト・二次創作
てるよ かぐぱい 蓬莱ニート ポニテ輝夜 / ポニ夜 かぐにゃ 輝夜ード ぐや顔 ぐやー テルヨフ かめや のうかぐや もこたんホイホイ きれいなてるよ
カップリング・グループ
姫うどん / ぐやんげ えーてる / かぐえー てるもこ / かぐもこ / もこてる / もこかぐ / てるもこは永遠の輝き / もこぱいかぐぱい かぐてゐ かぐけね / けねかぐ さくかぐ にとかぐ 輝針 輝霖
てるもこけーね / てるもこけね えーてるもこけーね てるもこすみ てるわた
東方キャラの日
輝夜の日(一覧記事) 9/8は輝夜の日 10/4はてるよの日など