概要
実業家の亀山敬司氏によって創業された、日本のデジタルコンテンツ販売ECサイトの大手運営会社であり、株主である亀山氏が同社会長を務めている。
「DMM」の由来は、旧社名「デジタルメディアマート」(Digital Media Mart)の略からきている。
元は石川県のレンタルビデオ屋で後にアダルトビデオ業界に参入、その後EC事業に参入し現在に至っている。
一般向けコンテンツは「dmm.com」、アダルト系コンテンツ(DMM.R18)は「dmm.co.jp」とドメイン単位で区分されている。
マンガ・アニメ・PCソフトなどの販売を主に行う。近年ではオンラインのブラウザゲームの配信も行っている。
一方、元はアダルトビデオの制作会社だったこともあり、現在でもアダルトコンテンツには力を入れているが詳細はDMM.R18参照。
また、コンテンツ以外の事業の多角化も推し進めており、
- FX証券事業
- オンライン英会話教室(コンテンツと言えなくもないが…)
- Docomoから通信帯域を借り受け、格安SIM(MVNO)を提供
- 3Dプリンターを用いたものづくりや4Kディスプレイの生産(DMM.make)
- 太陽光発電のメガソーラーシステム
など、極めて広い事業を手がける。
pixiv内を検索する際には、タグ検索ではなくタイトル・キャプション検索がおすすめ。
(一部作品では仕事絵として投稿されていたり、更には公式が投稿している作品も存在する)
メイン画像は『TIGER&BUNNY』のキャラクター、ドラゴンキッド。彼女が背負うスポンサーロゴの1つに「DMM.com」がある。
沿革
- 1999年11月 - 会社設立。インターネット事業部としてビデオ通販、動画配信サイトの立ち上げ準備を開始。
- 2002年7月 - アダルトビデオの動画配信・通販をメインとしてインターネットサイト「DMM」をスタート。
- 2003年4月 - 「DMM.com」に名称を変更し、一般の動画配信・通販(DMM.com)とアダルト部門(DMM.co.jp)に分けて事業を展開。オンラインDVDレンタル事業に参入。
- 2005年 - オンラインDVDレンタル事業に音楽CD・コミック本のアイテムを追加。
- 2006年〜2008年 - 国内ビックイベント(格闘技、ロックバンド)の独占ライブ配信を実施[1]。オンラインDVDレンタルサービスで初のTVCMを放映。
- 2009年3月 - DMM.com証券(旧SVC証券)を買収し、FX事業に参入。
- 2010年〜2011年 - オンラインDVDレンタルにファッション、家電・OA機器等を大幅に追加。通販事業に高級アパレル、家電の取り扱いを開始。
- 2012年2月 - 太陽光発電事業に参入。売電収入シェアモデル「8万円ソーラー」の業界最安値の低価格で参入し、TVメディアで大きく取り上げられた。法人向け販売とメガソーラーの建設もスタート。
- 2013年2月 - 教育事業として、海外に拠点を置くオンライン英会話サービスをスタート。
- 2013年4月 - 福岡県、石川県で自社メガソーラー発電所の売電スタート。9月には宮城県の建設中メガソーラーが売電スタート予定。他同年中に1〜2か所でメガソーラー建設準備中。
- 2013年7月 – 国内に専用プリンティングセンターを開設し3Dプリントサービスの提供開始
- 2016年10月 - はちま起稿の買収・利益供与が発覚。会長の亀山敬司氏謝罪。
- 2017年1月 - pixivの片桐孝憲氏を新社長とした新体制をスタート。
同社で展開中のオンラインゲーム
※ゲームプレイに必要なDMMアカウントは18歳未満では取得できません。
※作品によって推奨ブラウザにバラつきが存在します。動作が遅いと感じたら、推奨環境を確認しましょう。
※PCブラウザソフトはメイン+サブの2種類をインストールする事を推奨。クローム+FireFoxあるいはIE+FireFox辺りが広範囲をフォロー出来ると思われるが、一部でクローム専用作品、IE(Edge)非対応もあるのでプレイしている作品に合わせるのが良い。
※クロームに関しては、Unityのサポートを対象外にした事で、一部作品では対応ブラウザから外されている。(※トラップガールズなど)
※追加の優先順位としては以下の通りです。
オリジナル作品
- 艦隊これくしょん 艦これ
- 御城プロジェクト:RE(旧タイトルは御城プロジェクト、御城コレクション)
- かんぱに☆ガールズ
- 政剣マニフェスティア
- 刀剣乱舞
- 一血卍傑
- 文豪とアルケミスト
- ユバの徽
- ラグナストライクエンジェルズ(38M_GIRLS)
- 神航の地平線
- HOUNDS
- 九十九姫
- クラッシュ・オブ・パンツァー
半オリジナル作品
オリジナル作品(スマホ限定)
サービス終了作品
- ラストサマナー(2015年11月終了)
- 声カレ~放課後キミに会いに行く~(2016年1月終了)
- ぷらねっとき~ぱ~(2016年7月29日)
- イノセントベイン(2016年8月1日)
- 部活少女バトル(2016年8月10日)
- ザクセスヘブン リベリオン(バンダイナムコとの共同企画)(2016年8月17日)
- シューティングガール(2016年8月終了)
- R娘。 レーシング娘。(2016年9月27日)
- 感染×少女(DMM.com版は2017年3月22日終了)(DMM.com以外でもサービス中)
- ヴィドッグ・コード(終了時期不明)
- 魔法図書館キュラレ(2017年2月終了)
- OZ_Chorono_Cronicle(2017年2月終了)
- 俺タワー(2017年5月1日)
- バニッシュメント・デイ(2017年6月30日)
- しんけん!!(2017年9月)
- フレンドラ~竜とつながりの島~(2017年9月20日)
- DissWorld_Arise(2017年10月31日)
- ボクシングエンジェル(2017年11月13日)
- 社にほへと(開発中止)
同社でオンラインゲーム化した作品
- ストライクウィッチーズ軌跡の輪舞曲Blitz
- エルダー・スクロールズ・オンライン(※パッケージ販売)
- ライバルアリーナVS
- アトム:時空の果て
- AKIBA'S TRIP Festa!
- 灼眼のシャナR封絶バトル
- 甲鉄城のカバネリ(予定)
- インフィニット・ストラトス
- ダービースタリオン
- 一騎当千
サービス終了作品
- Z/X IGNITION五世界の輪舞(2014年8月11日)
- バーチャファイターフィーバーコンボ(2014年9月30日)
- クリミナルガールズブーセ(2015年5月29日)
- プリンセスフィールド(2015年7月10日)
- ブラウザ雀士スーチーパイ(2015年8月11日)
- 翠星のガルガンティアONLINE FLEET(2015年12月17日)
- 魔法少女大戦タクティクス(2016年1月29日)
- 天地無用!花嫁繚乱(2016年4月15日)
- 仮面ライダーメガトンスマッシュ(2016年7月28日)
- LUPIN The Third 峰不二子という女ガジリオン(2016年7月29日)
- 影牢トラップガールズ(2016年7月29日)
- ゴクジョッ。〜奪!パンツこれくしょん〜(2016年8月16日)
- ToLOVEるダークネス-Idol Revolution-(2016年9月30日)
- モンスター娘のいる日常オンライン(2016年11月22日)
- 銀河英雄伝説タクティクス(2017年2月28日)
- モンスターハンターメゼポルタ開拓期(2017年3月30日)
- ブレスオブファイア6(2017年9月27日)
- おそ松さん ダメ松.コレクション〜6つ子の絆〜(2017年9月28日)
- 薄桜鬼 士道演戯(2017年10月31日)
他所でサービス中の物がDMM.comでも展開している作品
- ウイニングポスト
- 式姫草子
- 壮絶大航海
- モンスターハンターフロンティアG
- ドラゴンタクティクス
- バハムートクライシス
- Shadowverse(PCのみ。元のスマホ版はCygames)
- レムリア
- インペリアルサガ
- WarThunder(※日本語版)
- グランブルーファンタジー(PCのみ。元のスマホ版はCygames)
- ピグブレイブ(アメーバピグを使用したゲーム)
- 戦国武将姫MURAMASA艶
- ファントムオブキル(PCのみ)
- デスティニーチャイルド For DMM(PCのみ。韓国のスマホゲームの日本語版)
- 結城友奈は勇者である 花結いのきらめき(PC版のみ)
- テラバトル(PCのみ)
- にゃんこ大戦争(PCのみ)
- 誰ガ為のアルケミスト
- 陰陽師(PCのみ)
- DOAX(PCのみ)
- CROSSOUT(※日本語版)
- 戦艦帝国(DMMでは『真・戦艦帝国』)
- クラッシュオブキングス
- チェインクロニクル(PCのみ)
- ぷよぷよ!!クエスト(PCのみ)
- ブレイブフロンティア(PCのみ・夏サービス予定)
- あんさんぶるスターズ!(PCのみ・予定)
- プリンセスコネクト!Re:Dive(PCのみ)
DMMオンラインゲームのトリビア
- 過去に別の会社がリリース(あるいはサービス終了)した作品が一時的に復活したケースがある。実際、FREEJACKはβテストが行われていた。最近は、DMM.comでのサービス終了後に別会社でサービス再開と言う事例も出てきたのだが。
- しんけん!!の登場人物である長谷部しきりは、作品の大百科が出来るより先に大百科が出来てしまった。このようなケースは異例中の異例である。(そして、同じような事例に九十九姫の蜻蛉(九十九姫)も加わった)
- 歌仙兼定(刀剣乱舞)と翠星のガルガンティアのレドが中の人繋がりと言う事もあって、クロスオーバーイラストが製作された。このイラストでは、公式で衣装チェンジを行っているというレア仕様。これは、両作品の制作に関わったニトロプラスとDMM.com繋がりでもあった為に実現したものである。
- 東京ゲームショウ2015にもブースが出展された。DMMゲームズとPOWERCHORD_STUDIOでは出展タイトルが異なっている。前者は千年戦争アイギス、ザクセスヘブン等、後者は艦隊これくしょん、レーシング娘。、シューティングガール等。
- 100万人のウイニングポストは開発会社であるコーエーテクモ主催でモバゲー及びyahoo!モバゲー・GREE・Mixi・コーテーテクモ公式のmy GAMECITY等複数のプラットフォーム対抗で「プラットフォーム対抗 競馬予想ウイポステークス」が実施された(これはそれぞれのプラットフォームの担当者が6月の重賞レース及び帝王賞、宝塚記念のレースを予想してポイント獲得数を競うという企画)。ちなみに結果は3位(ちなみに1位はMixi、2位はGREE)だったのでユーザー全員にレアな種牡馬アーネストリーといった豪華報酬がプレゼントされた(これはどの上位5位までのプラットフォームも同様)。
- 2016年夏現在「学園もの(純学園もの、学園バトルもの問わず)は1年に満たずに終了する」と言うジンクスがある。実際、シューティングガールは1年続いたが、それ以外では1年持っていない作品も……。まともに続いているのはDMM.R18作品の「恋ヶ崎女学園」を含めた一部と言う事を踏まえると、やはりDMM.comでは学園以外が人気になりやすいという事なのだろうか。
ダウンロードゲーム
上記のオンラインゲームとは別にダウンロードタイプのゲームもリリースしている。この項目では、DMMからリリースされた作品のみを取り扱う。
外部リンク
http://www.dmm.com/(公式サイト)
http://www.dmm.co.jp/(成人向けサイト)
関連タグ
DMM(表記揺れ)