駅データ
駅名 | 新大阪駅(しんおおさかえき) |
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ローマ字表記 | Shin-Osaka |
キリル文字表記 | Новый-Осака |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区 |
所属事業者 | JR西日本/JR東海/OsakaMetro |
所属路線 | 東海道新幹線・山陽新幹線(JR東海・JR西日本共同)/JR京都線・おおさか東線《2019年3月16日開業予定》(JR西日本)/御堂筋線(OsakaMetro) |
駅構造 | 高架駅(新幹線・地下鉄)/地上駅(JR在来線) |
ホーム | 5面10線(JR在来線)/5面8線(JR新幹線)/1面2線(OsakaMetro) |
概要
JR新幹線
1964年10月1日、東海道新幹線開業時に大阪側のターミナル駅として開業。1972年3月15日に山陽新幹線が岡山駅まで開業した。
国鉄分割民営化に伴い東海道新幹線がJR東海に、山陽新幹線がJR西日本に承継されたため両社間の境界駅となった。新幹線駅の運営はJR東海が行っている。そのため、東京駅などと同様、1つのJRの駅に2人の駅長が存在する。
2011年3月12日、九州新幹線全通に伴い「みずほ」(朝夕のみ運転の最速達列車)、「さくら」(途中通過駅のある列車)の運行が新大阪駅~鹿児島中央駅間で始まった。
駅構造
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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20-22 | 山陽新幹線 | 下り | 岡山・広島・博多・熊本・鹿児島中央方面 | 20番のりばは当駅始発列車 |
23-27 | 東海道新幹線 | 下り | 京都・名古屋・新横浜・東京方面 | 23・24・27番のりばは原則として当駅始発列車 |
JR在来線
東海道本線(JR京都線)に属し、東海道新幹線開業と同時に営業開始。
大阪駅までの連絡や新幹線と接続する各地への特急列車の発着で賑わっている。
現在はおおさか東線の延伸工事が行われている。
なお旅客案内は愛称で表記され、京都方面は「JR京都線」、大阪・尼崎方面は「JR神戸線」「JR宝塚線」、3番のりばは「関西空港線」「きのくに線」と表記される。
隣駅の東淀川駅(1940年開業)とは、お互いがはっきり見えるくらいの至近にあるが、これは新幹線の前身とも言える戦前の弾丸列車の計画では、現在の東淀川駅の位置に弾丸列車の駅を設置する予定だったためで、東海道新幹線開業時には新大阪駅との統廃合も計画されたが、地元住人の反対で中止となり、現在に至っている。
駅構造
のりばの番号は11-18番のりばだったが、駅改良工事の進捗に伴い、2018年6月24日にこれらののりばが3-10番のりばに変更された。
梅田貨物線を経由する関係で、特急「はるか」「くろしお」は、関西空港・和歌山・南紀方面行きも京都方面行きも上りホームの隣の3番のりばから発車していたため、乗り間違えないよう注意しなければならなかったが、7月23日には改良工事前は11、12番のりばだったホームを1、2番のりばとして使用再開し、1番のりばに京都方面行きの特急「はるか」「くろしお」が発着するようになった。
のりば | 路線 | 方面 | 備考 |
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1・2 | JR京都線 特急「はるか」「くろしお」 | 京都方面 | 京都方面行は1番のりば、当駅止まりは2番のりばに停車 |
3 | 関西空港線 関空特急「はるか」 | 関西空港方面 | |
きのくに線 特急「くろしお」 | 和歌山・白浜・新宮方面 | ||
4 | 高山本線 特急「ひだ」 | 高山方面 | |
北陸本線 特急「サンダーバード」 | 福井・金沢方面 | ||
5・6 | JR京都線 | 高槻・京都・草津・敦賀方面 | 一部は4番のりばに発着 |
7・8 | JR神戸線 | 大阪・尼崎・三ノ宮方面 | 一部は9番のりばに発着 |
JR宝塚線 | 宝塚方面 | 主に7番のりば | |
9 | 智頭急行 特急「スーパーはくと」 | 鳥取方面 | |
10 | 福知山線 特急「こうのとり」 | 福知山・豊岡・城崎温泉方面 |
上りは新快速・快速が5番のりば、普通電車が6番のりば、下りは普通電車が7番のりば、新快速・快速が8番のりばを使用する。平日の朝は上りの新快速・快速が4番のりば、上りの普通電車が6番のりば、下りの普通電車が8番のりば、下りの新快速・快速が9番のりばを使用する。
寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」は停車しない。高松・出雲市行きは9番のりば、東京行きは4番のりばを通過する。ダイヤが乱れた場合は例外。
Osaka Metro
新幹線開業の1週間前になる1964年9月24日に大阪市営地下鉄の駅として開業。一番最初に営業を開始した「新大阪駅」である。
新御堂筋の道路のど真ん中にホームが挟まれた形になっており、御堂筋線(直通する北大阪急行電鉄を含む)の電車が発着。昼間は約半数の列車が当駅で折り返す。
駅構造
利用状況
近況
JR西日本
JR東海
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は、79,000人である。
Osaka Metro
- 大阪市営地下鉄時代の2017年度(平成29年)の1日平均乗降人員は、143,021人である。
- 御堂筋線の駅では第7位。(心斎橋駅に次いで多い。)
利用状況比較表
年度 | JR西日本 | JR東海 | ||
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乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | |
2008年度 | 47,365人 | 94,730人 | - | - |
2009年度 | 46,187人 | 92,374人 | - | - |
2010年度 | 47,674人 | 95,348人 | 63,000人 | 126,000人 |
2011年度 | 48,407人 | 96,814人 | 66,000人 | 136,000人 |
2012年度 | 49,839人 | 99,678人 | 69,000人 | 138,000人 |
2013年度 | 51,720人 | 103,440人 | 72,190人 | 144,380人 |
2014年度 | 53,150人 | 106,300人 | 74,000人 | 148,000人 |
2015年度 | 55,756人 | 111,512人 | 78,000人 | 156,000人 |
2016年度 | 58,487人 | 116,974人 | 79,000人 | 158,000人 |
2017年度 | 60,751人 | 121,502人 |
年度 |
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乗降人員 | |
2008年度 | 122,732人 |
2009年度 | 122,733人 |
2010年度 | 122,734人 |
2011年度 | 122,386人 |
2012年度 | 124,995人 |
2013年度 | 128,441人 |
2014年度 | 133,746人 |
2015年度 | 143,021人 |
2016年度 | 139,241人 |
2017年度 | 148,472人 |
その他
阪急電鉄が淡路~新大阪~神崎川間の路線を計画していたが頓挫し、新幹線高架下や新大阪駅などに遺構が残されている状態となっている。新幹線北側の阪急タクシーのあるあたりは現在でも阪急の所有する土地である。
JR西日本・南海電気鉄道なにわ筋線の建設に合わせ、「新大阪連絡線」として十三~新大阪間を2025年度をめどに整備する計画がたてられたが、この遺構との関連性は不明。現在はその区間の第一種鉄道事業免許を阪急が保有している。
中央リニアの新大阪延伸に合わせ、リニアホームと北陸・山陽新幹線ホームを地下に同時に建造し、発着容量がひっ迫している地上ホームの緩和と同時に、リニアと山陽・九州・長崎新幹線を組み合わせた鉄道ハブ駅とする構想が浮上している。