正式タイトルは『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
※注意...最近、pixivではあるユーザー達によって、公式とは異なる自身らの二次オリ作品に対して、過剰にこのタグが使用される傾向が見られます。このタグは、上記の通り『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』に関連する作品に対して用いるべきタグです。決して公式のものとは関係なく個人的に考案した作品に用いて良いものではありません。(こちらも参照して欲しい。)
あらすじ
地球の平和、そして人々の自由と笑顔を守るために日夜戦い続けるスーパーヒーロー、それが仮面ライダーとスーパー戦隊である。
そんな彼らに突如として大異変が起きる。
仮面ライダーディケイドこと門矢士が、大ショッカーの大首領として突如スーパー戦隊へと攻撃を開始。これに対し、海賊戦隊ゴーカイジャーのキャプテン・マーベラスが、大ザンギャックの大帝王としてライダー達に宣戦を布告。
この戦いは新たなるヒーロー・仮面ライダーフォーゼと特命戦隊ゴーバスターズをも巻き込み、大きなうねりへと変貌していく…
そして双方の組織の幹部が口にする『ビッグマシン計画』とは?
登場人物
仮面ライダーサイド
門矢士/仮面ライダーディケイド
かつて世界の滅びを防ぐために幾重の世界を旅して回った通りすがりの仮面ライダー。
如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ
星の力を宿した怪人・ゾディアーツと戦っている仮面ライダー。
仮面ライダー部の見習い部員にして、ゾディアーツと戦う第2の仮面ライダー。
仮面ライダー部の面々
弦太朗と共にゾディアーツと戦っている仲間達。
お宝を求めて幾重の世界を流離い歩くトレジャーハンター。
士とは色んな意味で付き合いが長い。
かつて人の欲望を糧とする怪人・グリードと戦った仮面ライダー。
オーズである火野映司の仲間。目の前でオーズやWバースが消滅するのを目の当たりにし、海東と行動を共にする。
大ショッカー副首領
ごぞんじ仮面ライダーディケイドに登場するあの人。
デンライナーが登場する&時期が時期なので、もちろんアイツらも登場する。
スーパー戦隊サイド
キャプテン・マーベラス/ゴーカイレッド
かつて宇宙最大のお宝を求めて地球を訪れ、宇宙帝国ザンギャックと戦った
35番目のスーパー戦隊・海賊戦隊ゴーカイジャーのリーダー。
ジョー・ギブケン・ルカ・ミルフィ・ドン・ドッゴイヤー・アイム・ド・ファミーユ・伊狩鎧
マーベラスと共にザンギャックと戦った仲間達。
仮面ライダーへの攻撃に疑問を抱いている。
特命戦隊ゴーバスターズ(桜田ヒロム・岩崎リュウジ・宇佐見ヨーコ)
ヴァグラスの脅威から人々を守る特命を帯びて戦っている36番目のスーパー戦隊。
マーベラスに小馬鹿にされつつもただしたがっている。
特徴
本作最大の見どころは、終盤で大ザンギャック&大ショッカーの連合軍をヒーローたちが迎え撃つシーンであるが、そこではちょうど同世代の戦隊とヒーローが共闘するという場面も見られる。全国のちびっ子は勿論、お父さんお母さん世代もびっくりだ。(共闘シーンで流れるBGMもピックアップされたヒーローの主題歌のアレンジになっている。)
更にこの映画以降、春映画では昭和のライダー怪人が新造スーツで登場するという流れも生まれた。
例
- 1987年度:仮面ライダーブラック&光戦隊マスクマンVSシャドームーン&ジャーク将軍
- 2005年度:仮面ライダー響鬼&魔法戦隊マジレンジャーVS魔化魍・インフェルシア連合
- 2007年度:イマジン戦隊デンオウジャー&獣拳戦隊ゲキレンジャーVSサンヨ・ラゲク・モールイマジン・機械人ミランダ・スウグ、ゲッコーイマジン、バットイマジン
- 2008年度:仮面ライダーキバ&炎神戦隊ゴーオンジャーVSバットファンガイア・ウォートホッグファンガイア・メデューサレジェンドルガ・蛮機獣連合
- 現役:仮面ライダーフォーゼ&特命戦隊ゴーバスターズVSビッグマシン
マーベラスと士の戦闘では、双方の変身した存在に共通点がある。
スペードエースと仮面ライダーブレイドは『スペード』繋がり。
バトルジャパンと仮面ライダー響鬼は『日本(和)』繋がり(その他、劇中で「代替わり」が描写された、撥型の武器を持っている、それぞれダンス・楽器という音楽に関するモチーフを持つ、と言った共通点あり)。
ゲキレッドと仮面ライダー龍騎は『龍虎相打つ』かつ、『巨大戦力召喚技持ち』繋がり(原典でも双方モチーフを揃えている)。
アカレンジャーと仮面ライダー1号は『初代』繋がり。
ちなみにこの作品の登場人物数が歴代でも相当数な為、メインキャストが他のヒーローや怪人の声を担当していたりする。
- ルカ・ミルフィ役の市道真央:ゲキイエロー
- 伊狩鎧役の池田純矢:ゴーオンレッド
- 海東大樹役の戸谷公人:アポロガイスト
- 火野映司役の渡部秀:仮面ライダーファイズ(中の人はファイズ大好き)
- 仮面ライダー1号役の稲田徹:デカレッド(デカマスターは今回登場せず。)
- ウラタロス役の遊佐浩二:仮面ライダーアクセル
- ウサダ・レタス役の鈴木達央:マジレッド
- シルバ役の林一夫:ライダーマン
なお、声の出演の内、グリーンツーからピンクファイブを除いた超電子バイオマン出典キャラクターや毎度お馴染みブレドラン、ゴセイレッド、仮面ライダーバース、仮面ライダーバース・プロトタイプ、ジェネラルシャドウはオリジナルキャストとなっている。
……ただし、その背景を担うストーリー自体は非常に賛否の分かれるものになっており、ディケイド以降「お祭り作品のストーリーなどどうでもいい」と語るほど軽視する様になっていた、当時の東映のスタンスが濃く現れている。
特にゴーカイレッドが何故かレジェンド戦隊にゴーカイチェンジできる(最終回でレンジャーキーをレジェンドに返還している為)、映司が恐竜メダルを持っていたり(最終話でブラックホールに飲み込まれて失われており、MOVIE大戦MEGAMAXでも再取得していない)、幻獣キメラ拳スウグやジョーカーアンデッドなど敵側じゃなくても良かったのではという怪人がチョイスされているなど矛盾点や問題点も多い。
尤も、ゴーカイレッドに関しては再びレジェンドからレンジャーキーを預かっていたとも考えられるのだが…。
序盤から剣呑な雰囲気の作品ではあるものの、この映画では現行ヒーロー同士のいがみ合いは特になく、終始良好な関係を築いていた。
余談
ゴーバスターズ本編の時系列では、ビートバスターやスタッグバスターが出ていないことから12話と13話の間に起きた出来事と思われる。
関連タグ
仮面ライダー映画関連タグ
MOVIE大戦MEGAMAX→スーパーヒーロー大戦→みんなで宇宙キターッ!
スーパー戦隊映画関連タグ
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン→スーパーヒーロー大戦→東京エネタワーを守れ!
歴代のスーパーヒーロー大戦シリーズ
スーパーヒーロー大変 - 公式パロディタイトル