プロフィール
概要
愛称は「和佳ちゃん」。
京都府育ちの為京都弁(京言葉)が堪能で、それを活かした役も演じている。
同志社女子中学校・高等学校、同志社大学工学部工業化学工学科卒。
宝塚歌劇を観賞したことで演劇に興味を持ち、中・高と演劇部に所属していたほか、大学在学中は劇団そとばこまちに在籍していた。
大学卒業後は健康器具メーカーのオムロンに入社するが、本格的に声優の道を志し、休日を利用して青二塾大阪校に通い始める。
青二塾卒業後、青二プロダクションのジュニア所属となったことをきっかけに退職して上京。しばらくは仕事が少なかったためアルバイトをしながらレッスンを続けていたが、1990年の『かりあげクン』ミドリさん役で声優デビューし、翌年の1991年『緊急発進セイバーキッズ』天神林ラン役で初めてレギュラー及びヒロインに抜擢される。
1996年から放送中の『名探偵コナン』で毛利蘭役で広く知られるようになる。また、20年以上にわたり蘭役を務めており、自身のキャリアでも最長の役となる。この蘭役はオーディションで選ばれたものであるが、アニメ化前のサンデーCM劇場に於いてオファーで同役を演じてもいた。
アニメやゲームなどの声優業の他にも、バラエティ番組でナレーションを務めるほか、舞台俳優としても精力的に活動している。
演技スタイル
役に入れ込む、あるいはシンクロするタイプとして知られる。
自身の代表的キャラクターである毛利蘭に近づくため、太極拳などを習ったり、映画で高いところから落ちるシーンがあれば、わざわざバンジージャンプを体験しにいくなど、役のために親身に行動するエピソードには事欠かない。
また、共演者との絆も大事にするタイプで、先のエピソードに加えて役と重ねているかのようなエピソードもある。例えば山口勝平が「工藤新一」として現場に来るときと「怪盗キッド」として現場に来るときとで距離感が少し変わることがあった、と山口から言及されている。また、神谷明が製作側とのトラブルで降板することになった際は「私のお父さんを取らないで」と号泣して慰留を求めたという。
主な出演作
アニメ
※1 別個体だが、『デジモンゴーストゲーム』でも同役を担当。
※3 後にドラマCD『黄金の糸』でもねねを演じた。
※4 ドラマCD版
ナレーションなど
サンデージャポン(TBS・2001年10月-)
有吉ジャポン(TBS・2012年-)
「Tokyo Disney Resort Style」 東京ディズニーリゾートの各施設・アトラクションの紹介ナレーション(2010年-)
このほか、スリーエフ・ドラッグセイムス(富士薬品グループ)などの店内放送音声も担当している。