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京葉線の編集履歴

2023-01-10 21:55:22 バージョン

京葉線

けいようせん

東京都と千葉県を結ぶ、JR東日本の鉄道路線。

概要

東京駅(東京都千代田区)から蘇我駅(千葉県千葉市中央区)を結ぶ本線部(延長43.0km)と、西船橋駅(千葉県船橋市)三角形の頂点にした形の二つの支線(西船橋駅-南船橋駅間、西船橋駅-市川塩浜駅間)で構成される。

この支線を利用して武蔵野線に直通する列車も運行。


元々は貨物線として計画されたが途中で旅客線を兼ねることになり、東京駅へ乗り入れるために新木場駅から先の区間が追加された経過がある。

東京臨海高速鉄道りんかい線は本来貨物線としての京葉線の延長として計画されており、両路線のレールはつながっている。


1975年に一部が貨物線として開業した後、1986年3月3日国鉄の路線として西船橋駅 - 千葉港(現千葉みなと)駅まで旅客営業を開始。

1988年12月1日には蘇我駅 - 千葉みなと駅間、南船橋駅 - 新木場駅間、西船橋駅 - 市川塩浜駅間が開通。

1990年3月10日に東京駅~新木場駅間が開業し全通した。


なお京葉線東京駅は本来成田新幹線のホーム用地として確保されていた地下部分にあるが、他の路線のホームより離れた位置にあり、動く歩道も整備されているが歩き慣れていなければ片道で10分近くかかる場合もあるとされる。


沿線には舞浜の東京ディズニーリゾートを筆頭に幕張メッセ千葉マリンスタジアム船橋競馬場葛西臨海公園、さらに開業当時にはスキードームザウス(現IKEA)、船橋オートレース場も存在したという観光施設とららぽーと東京ベイ、イオンモール幕張新都心など大型商業施設が多く立ち並び、特に休日の利用客はそれらの施設に来場する人が多い。

蘇我駅、海浜幕張駅舞浜駅は、最寄の観光施設をモチーフにした発車メロディが使用されている。


東京湾岸の高架線を走行する路線の性格上、強風で運休や遅れが発生することが多いのが悩みの種となっている。

加えて上述通り乗り換えが出来ない駅の多さから緊急事態には乗客はバイパスとして東京メトロ東西線中央・総武線に流れ、同線の混雑を引き起こす。


現在新習志野駅と海浜幕張駅との間に幕張豊砂駅を建設中(2023年春開業予定)。


種別

特急

当路線を経由して、外房線内房線へ向かう特急「わかしお」・「さざなみ」が運行している。これらは、特急成田エクスプレス」の運行開始に伴って総武・横須賀線において線路容量が不足したことが背景としてある。


当初は、京葉線内途中駅は無停車であったが、2000年12月2日の改正で一部列車が幕張新都心の海浜幕張駅に停車するようになった。そして、2007年3月18日のダイヤ改正から東京発16時までの下りおよび同駅発11時以降の上り全特急列車が同駅に停車するようになった。


これに伴い、同駅の東京方面ホームには自由席特急券の自動券売機が設置されたほか、駅係員がホームに出て自由席特急券を販売したり、放送で同駅から東京駅まで直行することをアピールするなど、特急の短距離利用促進宣伝を行っている。


通勤快速

平日の朝に上りが4本、平日夜間に下りが2本運行される。


線内の途中停車駅は八丁堀駅・新木場駅の2駅であり、東京近郊の路線の中では少ない。

全電車が内房線・外房線東金線と直通運転を行う。

種別カラーは


外房線への通勤快速(土日祝日は快速)は東京駅 - 誉田駅間は外房線方面の列車と東金線方面の列車を併結して誉田駅で切り離し、翌朝には誉田駅で両線の列車を併結して東京駅へ運転されている。そのため、この列車に関連する運用のみ分割併合に対応したE233系F51 - F54編成が充当されている。


快速

平日の日中は30分間隔、土曜・休日の日中は15分間隔で運行され、日中の上りは海浜幕張駅で同駅始発の各駅停車東京行きに接続している。下りは平日の日中以外はほとんどの電車が新浦安駅で各駅停車に接続し、南船橋駅では当駅発着の武蔵野線直通と接続する。


ダイヤ変更により、途中駅での特急列車の通過待ちまたは時間調整をする電車が多く、最速の各駅停車よりも所要時間がかかる電車もある。また一部下り列車は海浜幕張駅で通勤快速の通過待ちをする。

日中は1時間あたり1本が外房線の上総一ノ宮駅まで直通運転を行っており、外房線内は各駅に停車する。

種別カラーは(幕式・フルカラーLED共通)。朝時間帯は行われていない(通勤快速は除く)。


各駅停車

京葉線内では平日日中は1時間あたり4本運行されており、海浜幕張駅発着と蘇我駅発着が2本ずつ運行されている。土曜・休日日中も平日と同じくらいの運行がされており、この時間帯は全て海浜幕張駅発着で運行されている。

平日の日中以外は新浦安駅で京葉快速の待ち合わせを行うことが多いほか、一部電車は千葉みなと駅・海浜幕張駅・新習志野駅・新浦安駅・葛西臨海公園駅で特急列車の通過待ちを行う。夜間の一部の電車が内房線、外房線から直通するものある。


また、後述の武蔵野線直通電車を補完する形で、東京駅発着の武蔵野線直通電車と連絡する西船橋駅 - 南船橋駅・新習志野駅間の区間運転の電車が夜間と平日日中に運転されている(そのうち平日1往復は京葉線10両編成の車両で運用)。

種別カラーは(E233系のフルカラーLED表示機のみ設定)。


武蔵野線直通列車は、平日日中は南船橋駅発着が1時間あたり2本(このほかに、直通電車ではないが西船橋駅 - 南船橋駅間のみを運転する電車が1時間あたり1本ある)、休日日中は1時間あたり3本運行される。日中の南船橋駅発着の電車は南船橋駅で蘇我・東京方面両方に接続している。

海浜幕張着の1本のみ新習志野で特急「さざなみ」の通過待ちをする。


2013年3月16日のダイヤ改正で運行されていた、東京駅発着の武蔵野線直通の快速(武蔵野快速)が全て各駅停車となった。


車両

現在の車両

255系

255系

さざなみわかしおで使用されてる

E257系

【正面画】E257系500番台「BOSO EXPRESS」

同上

E233系5000番台

E233系京葉線

2010年7月1日より運用開始。また増備途中で6両+4両分割編成が製作され2011年3月7日より分割運用開始

209系500番台

鉄面画 JR東日本209系500番台京葉線


現在の武蔵野線乗り入れ車両

E231系0番台

E231系0番台(武蔵野線)

E231系900番台

E231系900番代

209系500番台

209系500番台前期タイプ武蔵野線

過去の車両

103系

京葉線 103系 黄昏

2005年11月18日で運用終了

201系

快走201

2011年6月20日で運用終了

205系

205系メルヘン顔JR東日本205系0番台 京葉線転属編成

2011年7月25日で運用終了

E331系

薄明の星空

2011年10月1日で運用終了

過去の武蔵野線乗り入れ車両

101系

103系

おぜう、京葉線地下ホームへ行く

2005年12月8日で運用終了

201系

千葉の黒歴史? その5、武蔵野線201系

武蔵野線の列車の8両化に先立ち1996年10月20日を最後に当線での運用を終了。

205系

武蔵野205物語、閉幕

2020年10月19日で運用終了

駅一覧

●…停車

レ…通過

▲…「わかしお」の一部が停車



イメージキャラクター

1990年の京葉線全通時に、高橋留美子氏の手により広報用キャラクター『マリン』が作成された。(参考


関連イラスト

E233系(5000番台・2010年7月より運行開始)

E233系京葉線


関連項目

JR東日本

東京都 千葉県 東京メガループ

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