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ソウルキャリバーの編集履歴

2012-07-21 22:29:51 バージョン

ソウルキャリバー

そうるきゃりばー

ナムコ(現バンダイナムコゲームス)より発売された3D対戦型格闘ゲームである。

概要

バーチャファイター』や『鉄拳』シリーズに次ぐ人気シリーズであったが、

現在はアーケード市場から撤退し、家庭用と携帯機で展開されている。


主にヌンチャクなどの多彩な武器を使用して戦う。

特徴的なのは「8WAY-RUN」という奥行きある移動システムとそれを軸とした攻防の独自性である。


『Ⅲ』以降、パーツの着せ替えでオリジナルキャラクターを作成できる「キャラクタークリエイション」が搭載されるようになり、

こちらもシリーズの魅力として定着しつつある。


wiiではアクションゲーム『ソウルキャリバー レジェンズ』が発売されたが、

こちらは本家シリーズとの設定・物語上の不整合が大量にあり、パラレルなものと解釈してよい。

『Broken Destiny』公式サイト内「シリーズの歴史」ページでも、『レジェンズ』は省略されている。


物語と主な登場人物

ここでは初出別に簡単な紹介を記す。


『エッジ』

十六世紀。二振り一対から成る伝説の剣「ソウルエッジ」の噂は、様々に形を変えて世界中を渡り、それを求める戦士達を呼び寄せる。そして……。


種子島(鉄砲)に勝ち得る力としてソウルエッジを求める侍。後に「もはや鉄砲も敵にあらず」という剣の境地に至り、以降は純粋に強者との闘いを求めて双極の剣を巡る闘いに身を投じる。


妖怪狩りを生業とする封魔の里の女忍者。武器や防具を自作するという実益も兼ねた趣味を持つ彼女は、邪剣「ソウルエッジ」の話に興味を抱き、その力を利用して自作の愛刀「裂鬼丸」を強化するためにソウルエッジを探す旅に出る。しかし、後に一族の首領である恩師トキがソウルエッジの力に魅入られて狂ってしまったことで、その危険性を悟って以降は、悪しき力を持つ謎の霊刀「滅鬼丸」共々ソウルエッジを封印するべく、抜け忍となって戦い続ける。


中国人のヌンチャク使い。密偵として潜入した日本で飯屋の娘と恋に落ちてしまう。だがその娘が誰とも知れぬ剣士に殺されてしまい、復讐のため「剣士狩り」を誓う。


武の道場の一人娘として生まれた少女で、斬馬刀を使う。独断で家出し、日本の侵略から祖国を守れる力として「救国の剣」と噂されるソウルエッジを求め旅立つ。


ミナの家の道場の門下生で、太刀と蹴り技を操る好青年。「救国の剣を探索せよ」という祖国の命を受け、西方に向かう。


大斧を使う巨漢。元はイギリスの骨董商家の生まれだが、幼い頃、ソウルエッジを運んでいた客船に両親共々乗りあわせていたところを海賊に襲われ、新大陸(アメリカ)に流されてしまう。その地で逞しく成長した彼は、自身の過去を取り戻す手がかりとしてソウルエッジを追う。


イタリアの死の商人・ベルチーに使える忠実な下僕で、ジャマダハルを用いた複雑怪奇な我流体術の使い手。ソウルエッジを捜し求めていた主の死後も、忠実にその墓穴を守り続ける。


「父の仇討ちを成す為の力」としてソウルエッジを追う青年。身の丈ほどもある大剣を使う。しかしその「父の仇」の正体は……。


鍛冶の神、ヘパイストスから邪剣ソウルエッジを破壊する使命を託されたギリシア人の少女で、パン屋の娘。戦士としては素人だが、神の加護と敬虔な信仰心によって武具から力と技を引き出すことが出来る。小振りの剣と盾で闘う。


双剣を操るスペイン人の大海賊。死の商人であるベルチーの依頼でソウルエッジを運んでいた船を襲い、それを手に入れる。ソウルエッジの柄を握った彼は邪剣の意思に操られるままに虐殺を重ね、邪剣を求めて現れる戦士を返り討ちにしてはその魂を喰らっていたが、ソフィーティアとタキによって倒される。しかし……。



『Ⅰ』

二振りのソウルエッジは片方が破壊されたが、もう片方はまだ生きていた。片割れを失い、極めて不安定な状態にあったその刃を握ったのはジークフリートであった。その瞬間、邪剣は暴走し、「イヴィルスパーム」と呼ばれる膨大な邪気を世界各地へと撒き散らす。そして三年後……。


ソウルエッジに対抗し得る聖武具「滅法棍」と「末法鏡」を受け継ぐ青年。イヴィルスパームの直撃を受け壊滅した中国武術の総本山「臨勝寺」の育ちで、唯一の生き残り。


明を治める皇帝の親衛隊の一員。「英雄の剣」と噂されるソウルエッジの探索を任ぜられて旅立った先でキリクと出会う。彼女の持つ「護法剣」は、霊剣「ソウルキャリバー」の仮の姿である。


膨れ上がった異形の右腕にソウルエッジを握り、蒼い甲冑をまとった騎士。その正体は弱き心を邪剣に支配されたジークフリートである。後にジークフリートと分裂し、生きた鎧となる。


蛇腹剣を操る女錬金術師。その目的はソウルエッジの破壊。だが、後に彼女は自身とソウルエッジとの間にある秘密を知ることになる。


琉球の海賊で、ヌンチャクを使う伊達男。リストラされたリ・ロンに代わって登場。自身の海賊団を壊滅させたアスタロスへの復讐を目指す。ソウルエッジ自体に対しては執着や目的意識を持っていない。


ソウルエッジの奪取を企む邪教集団が戦神アレスの力を借りて作り上げたゴーレム。ロックの戦闘技術の記憶を組み込まれているため、ロックと同じく大斧を使い、似た技を繰り出す。


ソフィーティアと同じくヘパイストスの啓示を受けて旅立った戦士が、イヴィルスパームで凶暴化した後、邪教集団に捕まって改造されたもの。本名はアイオーン・カルコス。


時の権力者にその存在を危険視され、壊滅させられた忍びの一族の生き残り。最初は復讐の為にソウルエッジとナイトメアを目指すが、後にその無意味さに気付き真に己の成すべき事を見出す。その答えは義賊集団「卍党」の結成であった。


剣聖と呼ばれ、あらゆる武術に通じる謎の老人。キリクの師匠であり、双極の剣とは浅からぬ因縁があるようだが、その過去・正体は不明。ラウンド毎にランダムで使用武器が変わるため、彼を使いこなすには全てのキャラクターの戦い方を覚えなくてはならない。


ソウルエッジに内包される世界で、邪剣の意思が人型の炎に具現化したもの。


『Ⅱ』

シャンファと霊剣ソウルキャリバーに敗れたナイトメア。しかし、ソウルエッジは砕かれつつも完全に滅びてはいなかった。大きく力を削がれながらも、その破片のひとつひとつは滅びておらず、様々な形で世界中へと渡り広がっていく。


レイピアの扱いに長け、医学にも通じるフランス人の元貴族。イヴィルスパームの起こした事件をきっかけに一族から追放され、逃げ延びた貧民街でエイミに助けられる。以後、彼女を養女とし、自らの運命を狂わせた邪剣の主ナイトメアに挑むも敗北。九死に一生を拾うがイヴィルスパームに感染し、人ならざるものとなってしまう。


東南アジア山間部の集落に生まれた、風奉りの巫女の少女。トンファー型の剣を二刀で使う。ソウルエッジの破片が世界中の「風」を汚染することを危惧して旅立つ。後にユンスンと出会い、共に行動するようになる。


ソフィーティアの妹。鍛冶屋ロティオンと結婚し、二児を授かった姉に代わってソウルエッジ破壊を目指す。姉と同じく小振りの剣と盾を使うが、その闘い方は姉に比べて荒っぽく、猛々しい。


ミナの家の道場の門下生で、ファンと交代する形で登場。かつてのミナと同じく、「救国の剣」を求めて旅立つ。「真面目で堅物」という完成された人物像を持つファンとは逆に、未成熟だが若さゆえの勢いと熱さを持つ少年。


ソウルエッジを追い求めたある男が盗賊に殺された後、邪剣の欠片と融合して生まれた怪物。『Ⅰ』のエッジマスターポジションに当たるランダム流派キャラクター。後にソウルエッジに再統合される。『ナムカプ』にも敵ユニットとして出演している。


逃亡中のラファエルを気まぐれで助けた貧民街育ちの少女。プレイヤーキャラクターとして使用可能になるのは『Ⅲ』から。ラファエルと同じくレイピアを使う。

『Ⅲ』

ラファエルを倒し、その魂を喰らおうとした間際、ジークフリートの意識と邪剣の内なる世界に閉じ込められていたソウルキャリバーが覚醒。ソウルキャリバーをソウルエッジに突き立て、互いに動きの取れぬ膠着状態「ソウルズ・エンブレース」となった双極の剣を手に、忌まわしき蒼騎士の鎧を脱ぎ捨てたジークフリートは贖罪を誓う。


霊剣を守護する一族に生まれたが、掟を破って追放された後、転生の秘術を修めた大鎌使い。虐殺の返り血に塗れた鎧の残骸と、ソウルエッジ本体から退避していた邪剣の意思を織り合わせ、ナイトメアを復活させる。


大型の輪状刀を使う暗殺者。躁と鬱を行き来する不安定な精神を持つ。ナイトメアこそ己が主と見出し、忠誠を誓う。


御剣を師の仇として追う、居合いの使い手。マキシと同じくソウルエッジの存在に興味や執着はない。


遠き古き時代、「人の世界に己が敵無し」と確信し、神に挑んだ無敗の武人。神の遣いである大梟を討ち取ってみせるが、それによって呪いを受け梟の顔を持つ怪人にされてしまう。その後、地下迷宮に閉じ込められるが、活性化したソウルエッジの影響で再び世に放たれる。エッジマスター・シャレードの後継であるランダム流派キャラクター。


『Ⅳ』

ジークフリートとナイトメアの衝突により、双極の剣の力はこれまでになく高まった。その力は天変地異を起こし、同時に霊剣に眠る魂を蘇らせる……。


西欧の小国・ヴォルフクローネの若き王女。ショートソードとロングスピアを随時使い分ける独自のスタイルで闘う。イヴィルスパームを受け、発狂した父王に代わって夜明けを目指す。


古の時代、強靭な精神力で邪剣を制御し、乱世を平定した英雄王。霊剣に内包される世界の奥深くにその魂を封印されていたが、ナイトメアとジークフリートが激突した衝撃で目覚め、現世に顕現する。


『Broken Destiny』

両手首に仕込んだ隠し刃と、巧みな話術で裏世界を渡る詐欺師。ナイトメアの脅威に晒されるヴォルフクローネで一稼ぎしようと、渦中であるオストラインスブルクに向かうのだが……。


『V』

ソフィーティアの息子で主役となる。

母を死に至らしめたソウルエッジとイヴィルを強く憎んでいる。


ティラに攫われたパトロクロスの姉。

その生い立ちから、非常に臆病で消極的な性格になってしまっている。


タキの愛弟子にして、妖怪「アラハバキ」を宿す千恵の義理の娘。

奔放な性格。


片手剣と幻体を駆使する謎の青年。

「人狼」と呼ばれ迫害されたがジークフリートの依頼で霊剣の継承者を探す。


オーブを手にした占い師風の美女。

森で目覚めた以前の記憶が無い。


母譲りの剣技を振るうシャンファの娘。

弟から貰った首飾りが旅立ちのきっかけとなる。


孔秀強を師匠に持つ純心な野生児。

マキシ、レイシャ、ナツと同行している。


ソウルキャリバーの意識体が人の形をとったもの。

パトロクロスの記憶から、ソフィーティアを模した外見を持つ。


ゲストとボーナスキャラクター

『Ⅱ』の家庭用以降、本シリーズでは様々なゲストキャラクターが参戦するコラボレーションが行なわれるようになった。

ゲストの選定は、メイン市場である海外層へのアピールを優先した結果と思われるものが多い。

また、著名なクリエイターがデザインしたボーナスキャラクターも登場する。


ゲスト

『Ⅱ』PS2版のみ。『鉄拳』シリーズの代表的キャラクターとして参戦。武器格闘であるソウルキャリバーの世界において、武器らしい武器を一切用いず徒手空拳で闘う異色ゲスト。


『Ⅱ』GC版のみ。任天堂のアクションゲーム『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。原作通り剣と盾で闘うが、弓矢・爆弾・ブーメランといったサブウェポンも再現されている。


『Ⅱ』XBOX版のみ。人気アメコミ『スポーン』の主人公。マントを変化させた片手斧で闘う。


『Ⅳ』のみ。映画『スターウォーズ』シリーズより参戦。ベイダーはPS3版、ヨーダはXBOX360版でのみそれぞれ使用可能。ただしダウンロードコンテンツを購入することでベイダーとヨーダを両方使用できるようになる。アプレンティスは初期状態で両機種ともに使用可能。


『BD』のみ。日本ではマイナーだが、本国アメリカでは絶大な人気を誇るアクションゲーム『ゴッドオブウォー』シリーズの主人公。


『レジェンズ』のみ。ナムコのアクションRPG『テイルズオブシンフォニア』の主人公。二刀流で戦う。原作通り魔神剣、虎牙破斬といった必殺技も使用できる。ソウルキャリバーの世界観に合わせて等身が高くなり、顔もリアルになっている。


『5』のみ。『アサシンクリード ブラザーフッド』より参戦。


ボーナス

『Ⅱ』家庭用のみ。3機種すべてに参戦。『スポーン』の作者であるトッド・マクファーレンによるデザインの新規追加キャラクター。技の動きは大部分が他キャラから使い回し、ツギハギしたもの。


『Ⅳ』のみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは出渕裕。エイミのコンパチキャラクター。


『Ⅳ』のみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは吉崎観音。ソン・ミナのコンパチキャラクター。


『Ⅳ』のみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは奥浩哉。セルバンテスのコンパチキャラクター。


『Ⅳ』のみ登場のボーナスキャラクター。アスタロスを始末するために作られた機械。デザイナーは大暮維人。アスタロスのコンパチキャラクター。


『Ⅳ』のみ登場のボーナスキャラクター。デザイナーは久行宏和。ナイトメアのコンパチキャラクター。

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