管理社会
かんりしゃかい
人々の行動が国家に管理される社会。
概要
個人の行動を国家や社会コミュニティが極端に管理統制している状態。
管理する側が「理想」とする状態に向けて個々人のライフスタイルや思想や言動などをコントロールしようとするものであり、それを実現するための法律や条例が整備されている事も多い。
本気で実現しようとすれば、そうした管理から外れた者あるいは外れようとする者を取り締まるための監視システムと強制執行組織なども整備されていくため、自由や人権やプライバシーを強く抑圧する形となる。
現実だと、こうした強引な法整備などを行いやすく、特定の政治状況を無理矢理に維持しようとする独裁国家で発生しやすい。フィクションでは、その社会がディストピアであることを示す描写として使われる事も多い。
ただ、刑法や警察が目障りだと感じるようなならず者からすれば近代社会は酷い管理社会に見えるかもしれず、意識の高さがアイデンティティになっているような人からすれば「自分が気に入らない思想や制度はもっと厳しく取り締まられるべきだ」と見えることもあるので、何がどのレベルまで行けば管理社会と呼べるかどうかという明確な基準は無く、様相はその時代ごとの人権意識や個人の社会に対する見方などによって変化するものでもある。
