概要
本来条例という言葉は、箇条形式の法令全般のことを指す。
現在の日本の法制度上は、地方公共団体が独自に定める法を指し、日本国憲法第94条を根拠とし、地方自治法の規定に基づいて地方公共団体が議会の議決を経て制定するもので、国が制定する法律の範囲内において効力を有するものとされている。
また国の法律で定められていないところを規定する、例えば都道府県の首都、職員の数などの業務に必要なもの、名誉市民や暴力的不良行為、青少年保護、建築制限などその他諸々がこの法律により決められる。
それ以外にも地域の特色のある項目について自治体が定めることが可能であるため、場合によっては特殊な条例が存在する場合がある。
全国に波及する例
この法律は基本的に地方でのみ有効となる。しかし、その自治体が何らかの理由で影響力の大きい場合、例えば特産品の製造に関しこれを適用する場合、その特産品の価格等に影響するなど影響が出ることがある。また、企業が多く集まる自治体、例えば東京都などが何らかの法律を定めた場合、企業等の活動に制限がかかる場合がある。
関連タグ
東京都青少年健全育成条例:おそらくpixiv上で単に「条例」といえばほぼこれを指すものと思われる。関連タグとして東京都青少年健全育成条例改正案、青少年健全育成条例反対、非実在青少年などが存在する。