ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
ピクシブ百科事典
Bf110の編集履歴2012/08/13 21:10:28 版
編集者:iks
編集内容:内容を追加

Bf110

びーえふひゃくじゅう

ドイツ、バイエルン航空機の開発した戦闘機。戦間期に流行した『双発戦闘機』であり、もちろん単発・単座の戦闘機には太刀打ちできなかった。以降は東部戦線で戦闘爆撃機として使われ、戦争後期には夜間戦闘機としても使われた。

『双発・万能戦闘機(ドイツ版)』

戦間期、全世界の空軍では双発戦闘機が流行していた。

もちろんドイツにもその波は押し寄せ、

ヘルマン・ゲーリング長官の肝いりで開発が始まった。

開発は7社から開発プランが寄せられ、

中でもヘンシェル、フォッケウルフ、バイエルン航空機の3社の案が試作される運びとなった。

バイエルン航空機の試作機が採用されることになったが、

これは要求仕様に従わずに爆弾倉を備えなかった機である。

政治的圧力、ならびに高性能が実現の後押しとなり、1936年5月12日に初飛行を遂げた。

性能は良好なもので、

当時のBf109試作機)が最大470km/hなのに対して、こちらは509km/hを記録した。

1937年には制式採用が決まり、『駆逐機』として期待がかけられた。

駆逐機と電撃戦

Bf110は電撃戦と共に発展した。

1938年の終わりにはDB601エンジンが完成し、本来の性能を発揮できるようになった。

Bf110C-0は最高速度545km/hを記録しており、

さらに7.92㎜機銃4門と20㎜機銃2門を機首に装備している。

これは絶大な火力という事ができる。

ポーランド侵攻から実戦に参加し、対地攻撃を得意とする戦闘爆撃機として活躍した。

ただし戦闘機相手ではそうもいかず、

1940年の『バトル・オブ・ブリテン』では一方的なまでの惨敗を記録している。

戦闘機としては重量がありすぎ、軽快な単発戦闘機に太刀打ちできなかったのだった。

(諸外国でも同様の結果である)

双発戦闘機の生きる道

ただし、前述のとおり戦闘爆撃機としてなら存分に活躍している。

地中海アフリカソビエト(東部戦線)では長い航続距離を生かして対地支援に奔走した。

もちろん一撃離脱戦法は得意であり、これを生かせば戦闘機を撃墜する事も出来る。

Bf110C-4/Bは爆弾を搭載できる戦闘爆撃機として改修されており、

以降の型はこれに倣うようになる。

続くBf110Eはエンジンを換装した改良型で、搭載量を強化している。

さらに最終型となる(はずだった)Bf110Fは更なるエンジン強化で、防弾が厳重になった。

Me210(失敗作)

Bf110のあゆみはF型で終わりになる筈だった。

しかし後継機たるMe210開発に失敗し、Bf110は引き続き使われることになった

なお、Me210は操縦性や安定性に欠陥があり、

テストパイロットからは『胴体を延長して安定性の向上を!』と再三にわたって指摘されていた。

しかし開発は強行され、生産もされて1941年末からソビエト方面で活躍した。

だが操縦性や安定性の欠陥はそのままにされており、

実戦の現場では事故が多発した。

1942年4月には生産が中止され、実戦部隊からは引き揚げられることになった。

さて問題の欠陥だが、結局どうやっても他の手段で解決できず

最終的には胴体や主翼を延長して安定性を確保する事になった。

エンジンを換装して強化された型が「Me410」となり、生産された。

さらに生きる道

さて鳴り物入りで登場し、欠陥がアダとなって引込められる事になったMe210だが、

問題はそのあとの穴埋めとなった。

対策としてBf110(当時にはMe110)が再生産されることになり、

更なる改良・強化型のBf110Gが登場した。

この型はエンジンが換装されてDB605となっており、これはBf109Gと同じエンジンである。

最高速度は550km/h(レーダーなし)を発揮でき、Bf110Fまでが担当した役回りをすべて受け継いだ。

この頃にはドイツ本土も空襲を受けるようになっており、

本来の用途に近い爆撃機の迎撃任務にも多くが宛がわれている。

夜間戦闘機としては既にBf110F-4が活躍しており、G型系統も迎撃機として投入された。

G型には従来通りの戦闘機型(G-1)、

昼間の戦闘爆撃機・迎撃戦闘機型(G-2)、

偵察機型(G-3)、

そして夜間戦闘機(G-4)がある。

後にこういった用途は別の機が引き継いでいく事になるが、

すでに生産体制が確立していたBf110は夜間戦闘機や偵察機など、割と長く使われている。

そのあとのその後(Ju88の活躍)

ただし性能は1944年には旧式化しており、Ju88戦闘機型(C型・G型)が後を受け継いだ。

特にBf110G-4はレーダーのアンテナが空気抵抗となって性能を落としており、

(レーダーを装備すると500km/h程度まで低下したという)

速度に優れたJu88は夜間戦闘機としても活躍している。

さらなる高性能を求めてHe219も開発されていたが、

Ju88はすでに生産体制が確立しており、数を揃えられる。

・性能的には確かに下だが、乗員の訓練などでは有利。

(今までに訓練した乗員がそのまま使える)

などの理由でJu88は主力の座に留まり続けた。

関連記事

Bf110の編集履歴2012/08/13 21:10:28 版
編集者:iks
編集内容:内容を追加