魔族の王ピサロが、自らに進化の秘宝の力を施して誕生した怪物。戦闘中も進化の秘法を駆使してどんどん変身する。これだけ形態が多いラスボスはそうそういないだろう。しかもそれぞれが別モンスター扱いなのでFC版ではクリフトがザキを使いまくることになり、プレイヤーを別の意味で苦しめた。
各形態について
本当はもっと細かいが、諸事情により3つのグループにした。
第一形態
エスタークの色違いだが、こちらは茶色。後のエスタークに近い。
2回行動可能で通常攻撃は強力、更にはザキの呪文を唱えてくる。
一定のダメージを受けると両腕、そして頭が切り落とされる。
第二形態
頭を切り落とされた第一形態の腹が怪しくうごめきだして、それが顔になり、体色は緑色に。
更に途中から両腕も強靭になって再生し、両足も生え替わる。
この形態でも戦闘能力は高く、高熱ガス等で攻撃してくる。瞑想で回復することも。
最終形態
最後に頭部が出現し、完全体となる。
頭部出現と同時にマホカンタを唱え、呪文を反射する(FCでは、クリフトが「呪文を使うな」でもザキを唱えるので注意しよう)。
2回行動で、しかも激しい炎や冷たく輝く息を使ってくるため厄介極りない。
余談
リメイク版はもとより、FC版でも形態変化時の描写や、攻撃ヒット時の演出とSE、倒されるときの表情変化等、ラスボスだけあって凝った作りとなっている。
モンスターズ
モンスターズ1、2では????系。デュランと神龍という謎の組み合わせで誕生。
どちらも入手が厄介で作るのは難しいが、HPと攻撃力がぐんぐん伸びる。
ぬしとしても登場。他の魔王に比べ体力が多く比較的強い。
その後ジョーカーで再登場。
暗黒の魔人×ピサロナイトで生み出せる。
面倒な配合だが、それでも多少は作りやすくなった。
ジョーカー2及びジョーカー2プロでは2枠のメガボディモンスターに。
攻撃力は1000を越えるパワフルなモンスターとなった。
しかし、配合はアンドレアル、エビルプリースト、ギガデーモン、ヘルバトラーの四体配合。部下の四天王を惜しみなく使用する面倒極まりない配合方法となっている。