概要
CV:銀河万丈(スピンオフ作品)
神羅カンパニーのミッドガル都市開発部門総括。優れたエンジニアでもあり、ミッドガルの魔晄炉の設計なども手がけている。社長ら上役の中では唯一と言っていい誠実実直な人柄ゆえ、奇人ぞろいの幹部の中では影が薄く、強硬的な幹部が多い中で、数少ない良識派であるが、それ故に幹部会の発言権は極めて低い。そのため、神羅カンパニーの暴挙に対しては常に反対しているが、その行動が実ったことは皆無である。
しかし、能力は評価されている様で、魔晄料金値上げの差額はリーブとスカーレットに配分されている。構想段階から見守り続けてきたミッドガルへの愛着は誰よりも深く、反神羅を名目とした破壊活動で多くの市民を犠牲にしたクラウドたちに対して怒りを抱いていた。
無機物に一時的な命を与える「インスパイア」という異能力を持ち、その能力とリーブ自身の母語である関西弁のような言葉を使ってケット・シーを操っている。当初は不本意ながらもマリンとエルミナを人質に取ってケット・シーを通してスパイとしてクラウドたちに接していたが、クラウドたちの思想に共鳴し逆スパイとして神羅の情報を流すようになる。しかし、ルーファウスたちを誤魔化すことはできなかったらしく、ケット・シーが「会議に参加させてもらえない」と愚痴っていた。
実際はケット・シー操作時の関西弁のような喋り方が彼の素であるらしく、普段は標準語で話すが興奮するとつい方言が出てしまう。
序盤で訪れるウォールマーケットにある「蜜蜂の館」の一室に、彼の両親である老夫婦が宿泊しているのを覗くことができ、息子の昇進を喜ぶ会話が聞ける。室内にはケット・シーのぬいぐるみが置いてある。
ダージュ・オブ・ケルベロス
元神羅カンパニー都市開発部門総括で、ジェノバ戦役の英雄の1人である。
現在は、「世界再生機構」こと通称「WRO(World Restoration Organization)」の局長として活動しており、厄介事を嫌うヴィンセント・ヴァレンタインを無理矢理説得して今回の事件に引き込んだ。