概要
CV:銀河万丈
神羅カンパニーのミッドガル都市開発部門総括。
優れたエンジニアでもあり、ミッドガルの魔晄炉の設計なども手がけている。
人物像
社長やその他の上役の中では唯一と言っていい誠実実直な人柄で良識派であるが、強硬的な奇人揃いの幹部の中では影が薄く、幹部会の発言権は極めて低い。そのため、神羅カンパニーの暴挙に対しては常に反対しているが、その行動が実ったことは皆無である。
しかしそのエンジニア、管理職としての能力は高く評価されている様で、魔晄料金値上げの差額はリーブとスカーレットに配分されている、また発言は無視されているものの強気な態度で訴えることも許可されている。構想段階から見守り続けてきたミッドガルへの愛着は誰よりも深く、反神羅を名目とした破壊活動で多くの一般市民を犠牲にしたアバランチの活動に対して怒りを抱いていた。
部下からも人望があるらしく秘書からは体調を気遣われたりしている。
タークスの前主任ヴェルドとは昔からの馴染み。神羅から脱走し命を狙われるようになったヴェルドがリーブをあてにしたり、リーブも会社に内密でヴェルドたちをサポートするなど、互いに信頼し合っている。
ネタバレ
実はクラウドたちに同行している占いロボットケット・シーの操作者。
無機物に一時的な命を与える「インスパイア」という異能力を持ち、その能力とリーブ自身の母語である関西弁のような言葉を使ってケット・シーというぬいぐるみを操っている。
ゴールドソーサーで半ば無理やりパーティに加わり、ケット・シーとして間接的にクラウドたちと旅をしつつ、スパイとして監視していた。そして目的のキーストーンを奪って神羅に引き渡し、スパイであることを暴露する。
バレた後も当初は不本意ながらもマリンとエルミナを人質に取ってケット・シーを通してスパイとしてクラウドたちに同行していたが、後にクラウドたちの思想に共鳴し、今度は逆スパイとして神羅の情報を流すようになる。しかし、ルーファウスたちを誤魔化すことはできなかったらしく、ケット・シーを通して「会議に参加させてもらえない」と愚痴っていた。
また人質となっていたマリンとエルミナも実際には「保護」扱いをしており、後に2人にエアリスの死を伝えるという辛い役目を行っている。
実際はケット・シー操作時の関西弁のような喋り方が彼の素であるらしく、普段は標準語で話すが興奮するとつい方言が出てしまう。
最後まで操り主である自分の正体を明かす気はなかったようだが、ミッドガル突入作戦の際に同僚やクラウド達と同時に会話をした挙句、本人とケット・シーの口調がこんがらがってしまい、バレットに突っ込まれて開き直っていた。
それ以前にも、ケット・シーが会議中の会話を盗聴して流すシーンでリーブだけが黙って棒立ちになっているなど、プレイヤーに「もしや」と思わせるような場面は存在する。
異能力のためか、ケット・シーの時の占いはやや怪しいが、BCFF7では予知レベルの占いを披露している(実際にケット・シーのクラウドに対する占いも当たっている)。また最終決戦では本体で来ようとした事から、リーブ自身も戦闘力はあるようで、DCFF7では銃を使い敵を撃退している。
ちなみに神羅上層部の中では、ACで生存が判明したルーファウスを除けばパルマーと並んで生存している数少ない人物。さらにパルマーはその後音沙汰無しの為、後の続編で姿付きで出ているのはリーブのみである。
FF7AC
前日譚では立地条件のいい場所に母親ルヴィを住まわせていたらしく、プレート崩落で親を失ったデンゼルがルヴィに保護されていた。デンゼルもルヴィもミッドガルからの退避指示に従わなかった為、ルヴィはデンゼルを庇ってライフストリームに耐え切れずに死亡してしまった。リーブはルヴィの最期の時に母と共にいてくれたデンゼルに対して感謝している。
またデンゼルとの会話で「子供には子供のすることがある」と考えるようになりWROに年齢制限をかける決意をすることになる。
ダージュ・オブ・ケルベロス
元神羅カンパニー都市開発部門総括で、ジェノバ戦役の英雄の1人である。
現在は「世界再生機構」こと通称「WRO(World Restoration Organization)」の局長として活動しており、中間管理職時代の苦労人の姿はどこへやら、厄介事を嫌うヴィンセント・ヴァレンタインを無理矢理説得して今回の事件に引き込むなど、政治的に有能な面を見せる。
立場上危険も多いためインスパイアの能力で自らの姿をした人形を操っていたことも。
黒いスーツから青いロングコートに衣装が変わっている。
BC
FF7の過去を描いた作品のためもちろん登場するがあまり出番はない。
タークスに協力的な人物でケット・シーを使ってサポートをしたことも。