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ガーベラ・テトラの編集履歴

2014-05-03 20:45:58 バージョン

ガーベラ・テトラ

がーべらてとら

機動戦士ガンダム0083に登場するMS。

AGX-04ガーベラ・テトラは『機動戦士ガンダム0083』に登場するデラーズ・フリートの試作型MS

パイロットはシーマ・ガラハウ


機体説明

ガーベラテトラ

当初はアナハイム・エレクトロニクス社でガンダム開発計画のガンダム試作4号機GP-04 ガーベラ)として開発されていたが、ガンダム試作1号機(GP-01 ゼフィランサス)とコンセプトが重複する部分が多く(どちらかと言うとゼフィランサスの宇宙用装備である「フルバーニアン」との重複が多かったため)、GP計画から外された。

その後、外装を変更され「ガーベラ・テトラ」としてシーマ艦隊に譲渡された。

ガーベラ・テトラがガンダムの形をしていなかったのは、「ガンダム開発計画」から外された経緯もあるが、元ジオニック社の技術者が多く開発に携わっていたからとも、シーマ艦隊との裏取引の事実を隠すために擬装されたからとも言われる。


背部と肩部に計3基の大型スラスターを備えており、同時期、あるいはグリプス戦役期のMSと比較しても加速力には優れている。更にプロペラントタンクとバーニアスラスターが一体化したオプション兵装であるシュツルム・ブースターを装備することにより、この時期のMSとしては破格の推力(316,000kg)を誇る。

固定武装として腕部の110mm速射砲を、携行武装としてビーム・マシンガンとビーム・サーベルを装備する。

ビームマシンガンは当時メガ粒子を断続的に発射すること自体、まだ開発途上の技術のため後部には強制放熱機構が設けられており、触媒となる冷媒ガスが切れた場合にはリミッターが作動してカートリッジを再装填するまで再起動できないという欠点が存在する。


劇中での活躍

デラーズ紛争の最終局面でシーマが搭乗。

コウ・ウラキガンダム試作3号機デンドロビウム)と戦闘を行うが、デンドロビウムのメガ・ビーム砲の砲身で機体を貫かれたうえにビーム砲を打ち込まれ消滅した

…正直に言ってしまえば「戦闘シーンがあるだけビルケナウよりはマシ」程度の扱いである。

なお、小説版ではシーマは最後までゲルググMに搭乗した為、登場しない。


ビルドファイターズでの活躍

キララが1/144スケールHGUCを使用。

ピンクを基調としたカラーリングに改められたそのガンプラは、イオリ・セイも認めるほどの完成度だったが、彼女がファンに作らせていた物であった。その後、決勝戦前夜祭ではキララが自力で作った機体が登場。頭部にはジオンの隊長機に見られるブレードアンテナが追加されている。

両腕の速射砲の冷却システム、大腿部のビームサーベル収納ギミック、ビーム・マシンガンの冷却材切れによる作動停止など本作で初めて映像化されたギミックも多く、最終決戦でも登場して多数のモック相手に奮戦しており、原作より見せ場に恵まれている。


ガーベラ

ガーベラは花びらが長くて幅広い、ヴィヴィッドカラーの花である。花言葉は「崇高美」「神秘」。

崇高美はどちらかというとガトーに似合う言葉だが、神秘という点については詳細があまり語られないこの機体に相応しい花言葉と言える。


バリエーション

ガーベラ・テトラ改

ガーベラテトラ改

ガーベラ・テトラの強化型として位置付けられる機体。

肩にプレート状の装甲が装備されており、一部の装甲の色が白く塗装されているのが外見上のアクセントとなっている。

この他、スラスターの増強、バックパックへのバインダー搭載によって強襲用機体としてもMSとしても非常に高い性能を誇るが、その性能をフルに発揮するにはパイロットに高い技量が要求される。


当初ガーベラ・テトラは明貴美加によってデザインされた機体だが、明貴はシーマが乗る機体と知らされずにデザインされたため、後に明貴自身が「シーマが乗る機体であるならこうデザインする」というコンセプトで改めて描いたものが発祥となる。



関連イラスト

ガーベラ


関連機体

RX-78GP-04G ガンダム試作4号機


関連タグ

ガンダム試作4号機 シーマ・ガラハウ ゲルググM

シナンジュ

キララ(ガンダム)

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