概要
2012年の学園都市線(札沼線)の桑園~北海道医療大学間の電化に合わせ、札幌都市圏の輸送力増強を図るために登場した交流近郊形電車である。
2010年にアルミニウム合金製車体の状態を検証する目的で735系電車を製造しており、2年間の試運転を経て問題がないことは確認されていたが、アルミニウム合金製の車体の本格的な導入については、長期的に運用した上で検討する方向性となり、実績のあるステンレス車体での増備を行っていくことになった。こうした中で登場したのが、この形式である。
今後、2014年度に36両、2015年度に24両の合計60両が札幌近郊に投入され、老朽化した711系電車を順次置き換える予定である。