概要
勇者王ガオガイガーに登場するハイパーツール。正式名称「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール」重力により発生するポテンシャル場を利用して対象物を光の粒子に変換する(理論上対抗手段が無ければ当たった瞬間に分解されてしまう)
ヘルアンドヘブンでは主人公獅子王凱の体にかかる負担が大きかったため開発された。
最初は単体で開発されたが、使い方を誤るととんでもないことになるため制御するためビークルロボゴルディーマーグが開発され、制御を担当することになった。
使用中にガオガイガーが黄金に輝くのは、グラビティ・ショックウェーブの影響を防ぐためのエネルギーで覆われているからである。
なおマーグハンド接続時の掛け声は他のツールとは異なり「ハンマーコネクト」であり、対象を粒子変換するときは「光になれぇえええー!」と言いながら降り下ろされる。
基本的にガオガイガー(ガオファイガー)専用ツールであるが、キングジェイダーも使用できる。
キングジェイダーは機体強度が高いためかマーグハンドなしで使用できる。この際には黄金色ではなく白銀色に光り輝き、技名が「シルバリオン・ハンマー」になる。
使用したソルダートJ自身は結構使ってみてしっくり来たのか、ゴルディマーグを勧誘している。
似たようなコンセプトの兵器としては世界各地のGGG支部でモレキュル・プラーネやゴルディオン・プレッシャーが開発されており実践に耐えるレベルに達していたが、以下の理由でゴルディオンハンマーが採用された。
- モレキュル・プラーネではゾンダーの核を摘出することができず、核もろとも分解してしまう
- ゴルディオン・プレッシャーは対象を収納する必要があるため、より巨大な対象には使用できない
ただし、モレキュル・プラーネとゴルディオン・プレッシャーは外伝でそれぞれ一回ずつ使用されている。
なお、これの発展形が、日本ロボットアニメ史上でも稀に見る超威力巨大兵器ゴルディオンクラッシャーである。
弱点
- マーグハンド抜きではガオガイガー自身が損傷してしまうため最大出力では使えない。
- グラビティ・ショックウェーブを発生していない状態では唯の金槌。
- 対ゴルディオンハンマー用に開発されたツール「ゴルディオンモーター」等、グラビティ・ショックウェーブを無効化されてしまうと全く効果は無い。
- 単純にゴルディオンハンマーの出力と同等以上のエネルギーをぶつければ相殺・破壊する事も可能。
劇中でゴルディオンハンマーに拮抗・破壊された事例。
EI-72,73 | 上記のゴルディオンモーターを取り込んでいたので無効化される |
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パスダー | 空間歪曲させた腕で相殺、負荷でゴルディオンハンマーが自壊寸前までなるが、超竜神らの援護で押し切った |
ゾヌーダロボ | マーグハンドが無いため最大出力では無い状態で使用した為、出力で負け物質昇華される |
スターガオガイガー | グラビティ・ショックウェーブを発生させる前にヘルアンドヘブンを喰らい破壊される |
キングジェイダー | ジェイクォースで多少拮抗される。最終的には押し勝つがレプリゴルディマーグの判断で自爆 |