初版発行は1995年2月と、長い歴史がある辞典で、サイトデザインも古い時代の趣を残している。
他のオンライン百科事典サイトであるピクシブ百科事典やニコニコ大百科とは異なり記事編集にはメーリングリストへの登録が必要であり、クローズドなサークルとしての面が強い。また、名前の似ている「同人用語の基礎知識」という人気サイトがあるが、こちらは完全に個人運営の用語サイトであり、通信用語の基礎知識とは全く無関係である。
編集長の陸野優樹が「大魔界通信網」名義でDVD化したコンテンツを頒布している。
内容
最初はその名のとおり通信用語の辞典だったのだが、アニメ・鉄道・萌えなどのオタク的記事、一般的な文化記事、科学記事、政治・経済記事などの用語が大量に付け加えられ、4万語を超える本格的なオンライン百科事典サイトとして成長した。
基本的な編集方針は「中立などというものは存在しない」「出典や情報源を明示しなくて良し」というもので、ウィキペディアとは逆に編集者の主観が強く出ている。また、クローズドなサークルで構築されているだけあって、非常にオタク色が強い。こういうわけで、電気通信関係の記述は(出典が無いのが困ってしまうが)普通なのだが、それ以外の項目では独断と偏見で書かれた記事が非常に目立っている。特に異色なのは政治・経済用語で、「日本人の立場から書かれた」極論を断言する項目がほとんどである。
現在、政治・経済用語辞典は「政経データベース・民族の声」として分離され、譲渡先を募集している。