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水上機母艦の編集履歴

2014-06-04 14:12:05 バージョン

水上機母艦

すいじょうきぼかん

水上機の母艦

水上機母艦とは、軍艦の一種で、水上機(水上から離着水する飛行機)の移動基地となるもの(母艦)である。


解説

空母(航空母艦)の原点の一つであり、と同じく飛行機の移動基地。

違いは扱うのが車輪のある陸上機か、フロートのある水上機かの違いである。

しかし、水上機は陸上機に比べて低性能であるかわり、飛行甲板のような大掛かりな設備がなくとも扱えるため、空母のように艦隊につき従って航空作戦にあたるものは例外的で(日本海軍千歳型など)、前線に近い泊地に停泊して、そこを臨時の基地と変えるものが一般的である。商船や旧式駆逐艦に改造を施した急造のものも多い。


日本海軍所属艦

  • 若宮
    • 日本最初の水上機母艦。太平洋戦争前に除籍・解体されている。

  • 千歳型
    • 千歳
      • 水上機母艦 → 甲標的母艦 → 航空母艦と艦種の変遷を続けた千歳型一番艦。
    • 千代田
      • 千歳と同様に、多段改造を経て空母となった千歳二番艦。

  • 瑞穂
    • 千歳型から発展、多数の水上機が運用可能。なお軍艦として最初に戦没した艦でもある。

  • 能登呂
    • 給油艦改造型の水上機母艦。給油機能もそのまま残された。

  • 神威
    • 能登呂の活躍を受けて誕生した。能登呂同様に元給油艦で、給油機能を持つ。

  • 日進
    • 千歳型・瑞穂の後継タイプ。機雷施設と甲標的運用が主な運用法だった。

  • 秋津洲
    • 太平洋戦争中に建造・竣工した最終型。輸送任務が主で、水上機は一機ほどしか運用出来ない。ただし、かの二式大艇を補佐したことでは有名。

関連タグ

軍事 軍艦

水上機 空母

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