概要
カイ・キタムラとギリアム・イェーガーが考案したゲシュペンスト強化計画「ハロウィン・プラン」のもとで開発された量産型ゲシュペンストMk-Ⅱのバージョンアップ機。
ゲシュペンストの長所を活かす方向で再設計が行われており、特に汎用性と整備性に優れる。
機体フレームはGⅡフレームを採用しているが、追加装備による重量増加を想定してフレームの剛性を向上させているほか、各部の可動範囲を拡大させている。
また、テスラ・ドライブを搭載しており、単独での大気圏内飛行が可能となったほか、脚部、腕部、バックパックなどに追加武装のためのハードポイントを設置しているのが特徴。動力源も新型のプラズマ・ジェネレーターに換装されている。
機体装備はそれぞれ汎用性に優れたタイプN（ノーマル）、防御力と砲撃戦能力に優れるタイプ（キャノン）、近接格闘戦・機動力に優れるタイプG（グラップル）の三種類に大別され、任務内容やパイロットの適正に応じて換装される。
OG外伝
先行生産機が登場し、1号機はカイ・キタムラ、2号機はアルベロ・エスト、3号機はヒューゴ・メディオがパイロットを務めている。
先行1号機は両腕にプラズマ・バックラーを装備しており、格闘戦に特化している。この機体はタイプGの原型となった機体である。
先行2号機と先行3号機は特殊部隊クライ・ウルブズに配備され、2通りの運用が可能な大型ビーム砲「フォールディング・ツーウェイ・キャノン(F2Wキャノン)」を装備している。なお、プラズマ・バックラーは左腕にのみ装備されている。
2号機には1号機と同じく頭部にアンテナが付いているが3号機には付いていない。この2機はタイプNの原型となっている。
第2次OG
先行試作型に次いで完成した正式採用型が登場。
緑の機体のカイ・キタムラ機のほか、赤い機体のカチーナ・タラスク機、青い機体のラッセル・バーグマン機、白い機体のラーダ・バイラバン機が登場し、各機が換装パーツで三種類の形態に換装可能となっている。
OGダークプリズン
チーム・ジェルバのアルバーダ・バイラリンがパイロットを務めている。なお、アルバーダ機は偵察任務にカスタマイズされ、能動・受動光学センサーが強化されており、頭部形状が異なる。機体の色は灰色。
Another Century's Episode Portable
Another Century's Episode Portable オリジナル名義で登場。
第2次OGに先駆けてタイプC、タイプGが登場している。
重武装仕様のタイプN、メガ・ブラスターキャノンを装備したタイプC、キャノンを外して機動性を向上させたタイプC、M950マシンガンを両腕に装備したタイプGなど、細かいバリエーション機が登場している。
パイロットはビクター・バート、ユーリ・スタイン、ジェイ・サンダー、ミラ・レイン、エルーザ・ミズキ、アニタ・ナヴァロ。
スペック
| 分類 | 改良量産型パーソナルトルーパー |
|---|---|
| 形式番号 | RPT-007K-P1/P2/P3(先行生産機) |
| 全高 | 21.9m |
| 重量 | 77.0t(タイプN)、85.2t(タイプG)、93.3t(タイプC) |
| 重量(先行生産機) | 78.5t(先行1号機)、77.0t(先行2、3号機) |
| 重量(アルバーダ機) | 77.2t(タイプN)、85.4t(タイプG)、93.5t(タイプC) |
| 動力 | プラズマ・ジェネレーター |
| 空中浮揚機関 | テスラ・ドライブ |
| 基本OS | TC-OS |
| 開発 | マオ・インダストリー社オルレアン工場，カイ・キタムラ，ギリアム・イェーガー |
| 所属 | 地球連邦軍 |
| 防御装備 | ビームコート |
武装
- プラズマ・バックラー
- スプリットミサイル
- メガ・ビームライフル
- M13ショットガン
- スラッシュ・リッパー
- ブレード・レールガンL
- M950マシンガン
- Hiビームカッター
- F2Wキャノン(タイプN)
- ファンナウト・ミサイル(タイプG)
- ツイン・ビームカノン(タイプG)
- 3連マシンキャノン(タイプG)
- メガ・ブラスターキャノン(タイプC)
- リープ・ミサイル(A.C.E.P)
- T-LINKスラッシャー(A.C.E.P)
必殺技
- ジェット・マグナムS
- ジェット・ファントム(先行1号機、タイプG)
