1991年にファミコンで第1作『ベスト競馬 ダービースタリオン』が発売。その後シリーズとして様々なハードで発売されている。
通称『ダビスタ』。製作者は薗部博之。発売元はアスキー→エンターブレイン。
競走馬の育成に重点を置いており、新作が発売されるたびにどのような血統を構築すれば強い馬が作れるかという配合理論から研究が行われていた。そこで生み出された競走馬は調教やレースを重ねて、対戦モード「ブリーダーズカップ」(実在のレースとは無関係)で勝敗を競いあった。
プレイステーション版ではテーマごとのブリーダーズカップの出走馬やオリジナル繁殖牝馬データなどを付録CDに収録した月刊誌「ダビスタマガジン」(メディアファクトリー刊)が発売されていたこともあった。
なお、製作者の薗部はバランスオブゲームなど競走馬を実際に所有する馬主でもある。
「今週のクリスタルカップに登録しています」
クリスタルカップとは、かつて存在した3歳(当時の馬齢表記では4歳)の重賞(通常のオープン戦より格の高い競走)のひとつで、短距離馬が春のスプリント戦線の1つに選ぶレースだったが、当ゲームにおいては藤枝調教師(モデルとされているのは藤沢和雄調教師)に調教をお任せした場合、さらに格の高いクラシック競走の第1冠である桜花賞や皐月賞を無視してこのレースに出走させることが多い(しかもお任せ調教が初登場したスーパーファミコン版はお任せ調教の場合は自分でレースに登録できない)ことから、藤枝調教師の無能ぶりを表すキーワードとして、またみんなのトラウマとして定着している。
関連タグ
チョコボ:ダビスタのプログラムを使ったキャラゲー「チョコボスタリオン」がリリースされている。