大草原の小さな天使ブッシュベイビー
だいそうげんのちいさなてんしぶっしゅべいびー
概要
『大草原の小さな天使ブッシュベイビー』は、「世界名作劇場」シリーズの1作として1992年に放映された作品。ウィリアム・H・スティーブンソン原作。
1992年1月から12月まで全40話が放送された。
時は第2次世界大戦後のアフリカ。この土地に住むイギリス人の少女・ジャッキーは、動物保護官アーサーの娘であり、兄のアンドルー共々幼い頃から動物に親しんできた。
あるとき、アーサーとアンドルーは、パトロール中に親を亡くしたブッシュベイビーの赤ん坊を発見、保護し家に連れて帰った。なかなかミルクを飲まず困り果ているところへ、ジャッキーが遭遇。ジャッキーはこのブッシュベイビーに「マーフィー」と名付け、育てることにした。
しかし、植民地独立により、イギリス人は本国に引き揚げることになる。ジャッキーは一度はマーフィーをイギリスにつれて帰ろうとしたが、ひょんないきさつから、マーフィーを内陸の生息できる場所に戻すことになり、ジャッキーの冒険が始まる。
登場キャラクター
主題歌
オープニングテーマ
「APOLLO」
作詞 / 作曲 - 谷村新司 / 編曲 - 佐孝康夫 / 歌 - 沢靖英
オープニングテーマ(第23話以降)
「微笑みでプロローグ」
作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 岸正之 / 編曲 - 信田かずお / 歌 - 山野さと子
エンディングテーマ
「鳥になる」
作詞 / 作曲 - 谷村新司 / 編曲 - 佐孝康夫 / 歌 - 岡本麻弥
作品の特徴とその反響
「世界名作劇場」のなかで、原作がある作品のうち最も舞台が現代に近い・アフリカが舞台・初の男性ボーカル主題歌など、やや異色の作品。初期の主題歌APOLLOは賛否両論にわかれ、変更された。
作品としては似たストーリーの「あらいぐまラスカル」ほどの絶大な人気を誇る、とは言えないが、主人公ジャッキーの人気は現在まで続き、まだ根強いファンもいる。