注意!以下は物語の核心(ネタバレ)部分を含みます
故人。重本浩司の妹で、かつて古賀、美弥子、真尾らがいた企業の同じ部署に所属していた魔法少女。端に癖のついた黒髪ロングヘアをポニーテールにしている。
15年前に起きた災害級怪異発生事件に魔法少女として参加するも力及ばず事故死。その死の原因の責任所在について事件が第三者による陰謀だった可能性を主張する重本と自分たちの開発した魔法の不完全さなど自分たちの力不足と慢心が原因だと主張する古賀と意見が大きく割れ長く対立関係となっていた。
なお、その後災害級怪異が再出現する過程で15年前の事件の首謀者が
明らかになったこと、元々基本的に魔法少女の安全が最優先ということでは一致していたこと、そしてアリスのような犠牲者を二度と出さないためにはお互いが協力すべきだということで意気投合。これにより長年の蟠りを乗り越えて和解に至っている。
ちなみに、作中の事象や魔法関連については彼女が生前思い描いた「魔法少女を、皆が憧れるような仕事にしたい」という夢を由来とするものがかなりを占めており
たとえば、
⓵変身魔法:彼女が希望し古賀と重本(兄)が開発した魔法が元祖
②マジルミエ:彼女の夢「魔法少女に光を」を実現するためのプロジェクト「プロジェクトマジルミエ」が語源
③アリスシステム:彼女の名前が由来
④重本社長のポニーテール:彼女のポニーテールの髪型が由来
⑤重本社長の魔法少女服:彼女の魔法少女姿を模したもの
などと残した影響は多岐にわたる。
生前の彼女は魔法少女の社会的地位向上に関心を持っており、当時は単純な退治作業員と見られがちであった魔法少女を、皆が憧れるような仕事にしたいというアリスの目標とは、変身魔法の普及など様々な形で同僚たちへと受け継がれ実践されていった。
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更なるネタバレ
真尾VS魔法少女の最終決戦の最中、
15年前の事件で殉職したとされていたが、
それは事実ではなく真尾に従うことを拒絶したため真尾によって殺害されていたことが真尾によって明かされている。