マジルミエ社社長の重本、株式会社アストの社長の古賀の元同僚。
さらには魔総研の萬田所長や 銀次ハナの助手の仁科とも知り合いだったりと見た目の若さに似合わないほど魔法業界内に知人が多い。
ただし、パッと見た目こそ優しげだがその言動や魔法少女に対する扱いは非常に冷酷かつ残忍など人格面には大きな問題が見られ、容姿についても前述の魔法業界関係者との関わりが10年以上にもわたっているにもかかわらず容姿が出会った頃から全く変わっていない点が非常に不自然であり知人からも不審に思われている。
ネタバレ
※以下は物語の根幹に関わるネタバレ要素を含みます。
物語最終晩に、彼が国営魔法研究所によって行われた「魔力機能移植計画=男性魔法使いの作成実験」の被験者であることが明かされた。
この実験は薬剤投与などさまざまな技術が試されたものそのいずれもが失敗。
最終的には世間一般的には禁忌とされる人体の直接改造にまで手を出すところまですすみ膨大な魔力を内包した魔力結晶を体内に直接埋め込むことにより一応魔法使用能力を付与することには成功する。
ただしその処置の反動は凄まじく、肉体の代謝がとまり歳を取らなくなることや空腹感が消えず常に飢餓感に耐えることを強いられるなど実用には問題が多すぎ倫理上非常に問題のある処置なうえ処置に必要不可欠な魔力結晶の生成に膨大な費用がかることから研究は中止され 試験体である真尾は研究施設内に隔離隠蔽された。
その後、まだ経緯は明かされていないが、彼は隔離施設を脱出し、自らを勝手に改造した挙句失敗作として閉じ込めた日本と日本人たちへの復讐の機会を狙って鎌倉の悪事に加担しつつ数々の怪事件の影の仕掛け人として暗躍していた。
そして、ついには上記の国家魔法研究所の悪事のすべてを暴露し自らの正当性と力の誇示と現在の民間を主体とした魔法業界の完全否定のため魔法少女民営化20周年記念式典会場を自ら襲撃。魔法少女への直接攻撃を開始する。なお、現行法規では魔法による人間への攻撃は許可されておらず災害級の魔法を使用する怪異に相当する存在とはいえ一応人間の真尾を攻撃することは黒に近いグレー(明確に禁止が謳われてはいないが後々責任問題が出るのが確実)で対抗手段がなかったが魔団連議長である越谷が真尾以外のすべての人命を守るために自らの進退をかけて彼への直接魔法攻撃を決断、結果、真尾VS魔法少女の全面戦争の開戦となった。
最終決戦では、魔力結晶によってもたらされる圧倒的な魔法力で魔法少女達を圧倒。更に同結晶の魔力吸収効果により魔法少女達の一切の魔法行使を封じ窮地に追い込む。
そして、戦闘の最中「アリスがボクのいうことを聞かなかったから死ぬことになった」と15年前の事件でアリスを殺したのは自分だと告白する。つまり、鎌倉の指示で起こされた怪異による死亡事故ではなかったということである。