重本浩司
しげもとこうじ
漫画およびアニメ『株式会社マジルミエ』に登場するキャラクター。
見た目は人生にくたびれた感じの成人男性で、何故か常に魔法少女のコスプレをしている。
社長としての仕事ぶりはかなり優秀であり、真面目で面倒見のいい人柄もあって社員からも信頼されている。見た目こそ癖が強いが、強い使命感と気高い理想を胸に秘めた漢であり、この物語に於ける裏の主人公でもある。愛称は「社長ちゃん」。
なお、見た目だけでなく素の女子力も抜きんでており、読者からは半分本気で真のヒロインと評されている。
元は魔法関連の技術者として働いていたらしく、現在の会社を作ったのは10年前。もっとも、魔法少女会社として起動したのは越谷が入社した数年前からである。
その経歴にはいまだに謎が多い。
過去にアリスという名前の妹がいたらしい。
彼が独自開発した「アリスシステム」は 他社からも非常に評価が高いものだが、これについても
名前から妹との関係が、そして中身も内包する多数の変異対応魔法コードから変異現象との関わりが推察されている。
誕生日は9月8日(単行本第11巻より)。
以下ネタバレ
15年前に妹で魔法少女だった重本アリスを災害怪異の退治で失っている。変身バンクを想起させるようなコスチューム装着魔法を普及させるなどある意味妹とは魔法少女界を二人三脚で背負った経験があり、妹の死後は 余剰魔力を最小とすることで怪異の強大化を抑えるべきとの観点から「戦闘魔力の省力化」「突然変異体を発生させない」点に力を入れる様になった(アリスシステムがその結晶)が、アリスと交際していた古賀は一撃の火力を増すことで戦闘時間を最小化して魔法少女への負担軽減すべきという観点から「強力な戦闘用魔法具の開発」を主張(こちらは魔法強化システムWINGとして結実)このことから2人は袂を分かち今日に至る確執へと至る。(のちに 変異性怪異対応の最適解はアリスシステムとWINGの併用であることが判明しこれが2社の合併につながる)
なお重本社長のポニーテールの髪型とコスプレ衣装は、妹の髪型と衣装を模したもので「今は無き亡き妹の夢の実現を目指す」という覚悟の証、「マジルミエ」は妹が存命中に共同で推進していたプロジェクト名「プロジェクトマジルミエ」を引き継いでの命名、そして怪異退治支援システムの「アリスシステム」は妹の名前が由来と 作中の彼の行動するのすべてが妹のアリスをルーツとしている。
コメント
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すべて見る今はまだ、借りた光でも
重本社長が会社名にした『マジルミエ』という言葉、元は古賀社長と働いていたときのプロジェクト名だったと明かされましたね。 そのことを、翠川さんが知った日のお話です。1,577文字pixiv小説作品