胸に情熱!心に規律!放つ魔法は勇気の証!株式会社マジルミエ桜木カナ!
CV:ファイルーズあい(テレビアニメ) / 高橋李依(単行本1巻発売記念PV)
概要
物語開始時点では就活真っただ中の女子大生。
ベンチャー企業「株式会社マジルミエ」にスカウトされ、魔法少女として働くことになる。
真面目な努力家で、「人の役に立ちたい」という思いが強い健気な人柄をしている。
記憶力が抜群に優れており、学習意欲もあるが、就活での連敗等が原因で自信を失っていた。就活生時代は手当たり次第に様々な企業に応募していたが、「自分が何をしたいのか」という点に考えが至らず、悪く言えば主体性が無かったことが落ち続けた原因であった。そのため、当初は魔法少女になるという考えは頭からなく、越谷に適性を見出されスカウトされた時は流石に仰天していた。
魔法少女として現場に出るようになるとその才能が開花し、大量の情報を把握すること・それを取捨選択しエンジニアへ正確に報告すること・現場に於いて瞬時に最適な対応を導きだすことに長けた、マジルミエに欠かせない現場指揮官へと成長する。魔法少女としての能力は自他共に認める平凡なものだが、上述のようにサポート能力が非常に優れているため、人と組む事で真価を発揮するタイプである。活躍が地味なので業界人からはスルーされがちだが、見る目のある人間からは「得難い人材」と評価されており、アスト社の古賀社長などはマジルミエのエースである越谷を差し置いて彼女をスカウトしに来たほどである。
使用する専用ホウキ「貴方の隣人桜木号」は銀二さんがカスタムした108種もの追加機能を備えた超多機能型のもの。これはカナの「マニュアルの内容をすべて記憶したうえでその機能のすべてを適切なタイミングで有効活用できる」能力を見込んで設定されたもので、並の魔法少女だとほとんどの機能が使われることなく闇に埋もれるであろう程の過剰なものである。カナはそれを完全に現場で使いこなしており、様子を確認した銀二さんも「ホウキのすべてを自らの血肉として完全に使いつくしてくれる。魔法具技師にとってこれほどうれしいことはない」と喜んでいた。
先輩の越谷仁美や他社の葵リリー、土刃メイ、槇野アカネらとの触れ合いを経て、魔法少女への向き合い方が十人十色であることを知り、自分なりの向き合い方や美学について考えるようになる。
誕生日は6月25日(単行本第11巻より)。
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以下はネタバレ要素を含みます
なお、のちにマジルミエ社がマッチポンプ疑惑がかけられて一時的に解散に追い込まれた際には、1年の雌伏を経て業界資格を取得し、後継会社である桜木企画を設立し社長に就任。その際平常時の髪型をツインテールからショートヘアーに変更、魔法少女に変身した時だけツインテールに戻るようになった。(別会社&社長職就任いうことで魔法少女のコスチュームも黒基調の別タイプに)
その後、カナ達元スタッフの奮闘によりマジルミエ社にかけらたマッチポンプ疑惑が鎌倉にとって仕組まれた冤罪であったことが明らかにされマジルミエ社は桜木企画の社名を改名する形で復活する。重本元社長は復活の最大の立役者であるカナにそのまま社長を続けてもらうつもりであったカナ本人は現場でやりたいという思いから社長継続を辞退。
結果重本氏が社長に復帰しカナは現場指揮官ポジションに戻った。なお魔法少女服は社長時代ものを継続使用している。