概要
緑色の体を持つ5人組の不良少年集団。タウンズヴィルの街外れの巨大なゴミ捨て場をねぐらにしている。一時的にガールズの力で特殊能力を身につけたり、セデューサを「女王様」と崇めて悪事を手伝ったことがある。また、ガールズにいたずら電話をして、被害にあったモジョ、ファジー、カレにボコボコにやられたこともある。一度ガールズの幼稚園に通って悪さを働いたこともあるが、ガールズのドッヂボールでボコボコにされた。
メンバー
赤塚不二夫キャラクター風のルックスが特徴。アートロ、ビリー、スネークがアダ名を使っているのに対し、エースとグラバーは本名を使っている。一人称は五人とも「オレ」。
エース(Ace)
CV:園岡新太郎
ギャングリーン・ギャングのリーダー。サングラスをかけた長髪の男。フルネームは「エース・D(Ace D)」。
バターカップの初恋の相手。一度ガールズのパワーによって氷の息を吐けるようになった事がある(地肌も水色に変色した)。
リトル・アートロ(Little Arturo)
CV:高乃麗
本名は「アートロ・ド・ラジェラー(Arturo de la Guerra)」(父の名は「マッチョ・アートロ(macho Arturo)」で、現在刑務所にいるらしい)。父から貰った櫛が宝物。
小柄な体型を活かし、狭い場所に入ったり、素早い動きを得意とする。一度ガールズのパワーによって更に動きが素早くなった事がある。
ビッグ・ビリー(Big Billy)
CV:西凛太朗
本名は「ウィリアム・W・ウィリアムズ(William W. Williams)」。
怪力の持ち主で巨漢。実は一つ目。のんびり屋な性格で、バブルス同様、ぬいぐるみや可愛いものには目がない。電車に轢かれそうになったところをガールズに救われ、恩返しにガールズのお手伝いしたこともある。一度ガールズのパワーによって石に変身できるようになった事がある。一人称は「ビリー」。
スネーク(Snake)
CV:佐藤晴男
本名は「サンフォード・D・イングル・べディ(Sanford D. Ingleberry)」。
あだ名の通り、蛇のような風貌で「〜ッス」が口癖。帽子を被っている。ギャングリーン・ギャングの中では一番マヌケで、度々余計なことを言ってはいつもエースに殴られる。一度ガールズのパワーによって体が伸縮自在になった事がある。
グラバー(Grubber)
CV:西原純
フルネームは「グラバー・J・グラバッシュ(Grubber J. Gribberish)」。
眼球が飛び出しているゾンビ風の男。普段は唾を噴きつけるような音を発するのみでしゃべらないが、それを通訳するのがエースの役割。声マネや変身が得意で、それを利用してガールズにいたずら電話をかけていた。一度ガールズのパワーによってゲップによる超音波攻撃ができるようになった事がある。
概要(出ましたっ!パワパフガールズZ)
エースをリーダーとする緑色の皮膚を持つ不良モンスター(怪人)達。全員元々は人間だが、正体は一切不明で、どういう経緯で彼らが出会ったのか不明など、謎の多いグループ。一人一人の能力はそこまで高くないが、エースの悪知恵とチームワークにより真の強さを発揮する。
メンバー(出ましたっ!パワパフガールズZ)
エース
CV:真殿光昭
ギャングリーンギャングのリーダー。特技はカード投げ。作戦の立案や指揮などは彼が行う。ケンカの絶えない家庭に育っており、元から素行が良くなかったので、モンスター化してもあまり違和感を持たれていない。
本家ではバターカップの初恋相手だったが、Zでは別の男性がバターカップの初恋相手になってる為、そのような描写はなかったが、DVD通常盤最終巻での集合イラストではバターカップがエースに対して顔を赤らめ、寄り添っている。
ビッグ・ビリー
CV:桜井敏治
筋力では明らかにバターカップには劣るが、それでも自動車を平気で持ち上げる程の力を持つ。大食漢で脂っこいものが大好物。家庭では母親に頭が上がらず、怠け者で定職に就いていない。
本家では一つ目だが、Zでは髪の間から覗いている眼の位置から、眼は普通に二つあるようである。また、Zでは彼のキャラ性が一部ジャイアン風にアレンジされている。
リトル・アートロ
CV:山本圭子
メンバーの中で最も小柄。特技は駆け足。その速さはパワパフガールズZもついていけない程だったが、頭は良くないようでエースの知恵がなければただ走り回るだけしかできないが、エースの指示で足を取って相手を転倒させることは容易い。家庭は大家族で、11人兄弟の一人であるため親が何番目か覚えていないほど(本人いわく、3番目らしい)であるためやはり違和感を持たれていない。
メンバーの中では最も容姿が変わり、おかっぱ頭の幼女みたいな風貌になっている。
スネーク
CV:宮田幸季
船乗りの格好をしたモンスター。特技はマッサージ。そのマッサージはあまりの気持ちよさに身動きが取れなくなるほどで、効かないのはバターカップのみという強烈なもの。語尾に「~ッス」とつけたり、一人称が「ミー」など少し英語を混ぜる癖がある。家の中ではヘビーなゲーマーであり、部屋にひきこもってコンピューターゲームにはまっている。
本家に比べると身長が低い上、エースの腰巾着的ポジションになっている事から、Zではスネ夫を意識したアレンジが加えられていると思われる。
グラバー
CV:遠近孝一
いつも舌を出し、ぼーっとしていて口数も少なく、茄子のような頭をしている。ただし本家と違って眼球は飛び出しておらず、風貌は本家よりコミカルな印象を受ける。特技は変身だが、その能力はセデューサほど高くはないが、劇中では人間を騙すことに成功していた。家庭は父親がいて、父親も彼と同様にぼーっとしている。この姿は祖父の遺影もこの親子にそっくりだったため、もはや家系と思われる。