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皇帝のいない八月の編集履歴

2014-07-28 08:15:32 バージョン

皇帝のいない八月

こうていのいないはちがつ

小林久三の小説を原作とした映画。1978年公開

原作は社会派推理小説の一種であり、鉄道ミステリーの変形種でもある。

クーデターを起こして右翼政権樹立を狙う自衛隊と、それを秘密裏に鎮圧しようとする日本政府の攻防を描く。

原作ではタイトルの意味が明確にされることはなかったが、映画版では重要な意味を持つこととなる。

新幹線大爆破と同様内容が内容なだけに国鉄の撮影協力が得られず、自衛隊側も「自衛隊員がクーデターを起こす映画の撮影協力なぞできん」というスタンスだったので別の映画の撮影で使われた物を使用している。

余談

  • 寝台特急さくらの外観セットは三菱大夕張鉄道の古い客車にハリボテをつけたもの。よく見ると台車が当時さくらに使われていた14系客車の空気バネ台車ではなく、イコライザー式台車を装備している。(外部リンク
  • 映画のラストでさくらを爆破したことに国鉄が大激怒。「もう国鉄は映画の撮影に協力してやらん!」と映画会社側に通告された。
  • 監督の山本薩夫は撮影に入ってから軍事専門家より「自衛隊員が一般人と一緒の列車で移動するのは行動の迅速性という問題からあり得ないことだ」と指摘されたが、物語の中心である寝台特急の乗っ取りを変えることが出来ないために非常に悩んだとか。
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