ギャレス・エドワーズ
ぎゃれすえどわーず
概要
イギリス:ウォリックシャー州のヌニートン出身。
幼い頃、ジョージ・ルーカス監督の『スターウォーズ』を観たことがきっかけで映画関係の仕事を目指すようになる。
大学卒業後に自主制作映画を撮り続けながら、VFXクリエイターとしてBBCのドキュメンタリー番組や大河ドラマの視覚効果を担当した。この時の代表作に『HIROSHIMA』(05, 英国アカデミー賞視覚効果賞)、『ザ・ムーン』(07)、『ウォリアーズ 歴史を動かした男たち』(08, 監督デビュー作)などがある。
2010年、低予算で製作された『モンスターズ/地球外生命体』が非常に高い評価を受け、新進気鋭の映画監督として一躍注目される。そして、これがきっかけとなってレジェンダリー・ピクチャーズより2014年公開の『GODZILLA』の監督に抜擢された。同作は世界中で大ヒットを記録し、ギャレス・エドワーズの映画監督としての地位を不動のものとした。
現在、2016年公開予定の『スターウォーズ』の新作を監督することが決定している。また、公開日は未定だが、『GODZILLA』の続編の企画が進められており、ギャレスが引き続き監督を担当することが発表されている。
ゴジラファンとして
『GODZILLA』の監督に抜擢されたのは、『モンスターズ~』のヒットの他にも、彼が大のゴジラファンであったというところが大きいと言われている。
コミコンなどのインタビューでは、しばしばゴジラに対する熱い意気込みを語っていた他、『モンスターズ~』のマーケティングでオーストラリアに行った際、ゴジラシリーズのDVDが全巻置いてあるのを見つけ、なけなしの金をはたいて購入したというエピソードが残っている(その後、『モンスターズ~』を配給した会社でゴジラのDVDが全巻置いてあるのを見つけ(この会社はオーストラリアでゴジラシリーズも配給していた)、「欲しいんだったら譲るよ」と言われ、「しまったな、数百ドル損をしてしまった。」と落胆したという)。