やる夫たちの嫁は魔物娘のようです
やるおたちのよめはまものむすめのようです
作品解説
2012/04/18に始まった18禁の安価スレ。作者は女衒 ◆E8kwFGHptY。
原典は健康クロス氏の「魔物娘図鑑」で、クロス氏の許可を得た公式(?)二次創作である。
どこにでもいる学生、やる夫の元に彼に一目惚れしたという翠星石(サキュバス)と、魔王の娘である水銀燈(リリム)がやってくる。彼女たちの話で魔物娘の存在を知ったやる夫は翠星石とカップルになり、パートナーのいない魔物娘と人間との仲を取り持つことを決意する。
この世界でのやる夫は彼女こそ居なかったものの、初めから良い友人に恵まれているなどリア充気味で、しかも「人間と魔物娘を結びつける力」を持っていたことに始まり、様々なチートスペックを持っているという、人生イージーモード的な男である。
だがこの作品に限っては周囲の人物が全員チートなため、そんなやる夫の存在も嫌味に映らないという不思議。
基本はやる夫が安価で行動し、人間と魔物娘をくっつけることが目的。
メインとなるのは人間と魔物娘のハイテンションラブコメだが、レギュラー全員でコミケに行くというギャグ回から、世界の存亡を賭けて戦うシリアス展開まで、話の振り幅は非常に広い。
クロスオーバーも非常に豊富で、主なモノだけでも機動戦士ガンダムSEED DESTINY、スーパーロボット大戦Z、うしおととら、魔法少女まどか✩マギカ、Fate/staynight、Fate/Zero、金色のガッシュ!! 、鋼の錬金術師、テイルズオブジアビスなどがあり、一部のキャラに至っては原典作品の「本人」として登場する。
それに加え、女衒氏の趣味で「ガキ使」「笑点」などのテレビネタや、円谷、牙狼などの特撮ネタも多い。
女衒氏と読者との交流も盛んで、雑談のためだけに板にしばしば登場することも多い。たまに安価でなく、雑談で出たネタも拾うことがある。
最も、白鳥隆士などの特定のキャラがゴリ押しされ、本来の主役であるやる夫が喰われたり、男の魔物を登場させるなどの原作設定クラッシュが平気で行われるなど、良くも悪くも勢いとその場のノリ、ライブ感重視で描かれている作品である。近年読者との衝突や多作品への文句など筆者にも疲れが見える。
最終回についてはとある漫画の最終回を元に書くつもりと述べている。
8月2日に最終回が掲載された。