概要
覇玉とは、『マギ』に登場するキャラクターである練紅覇と練紅玉の兄妹の作品に付けられるタグである。
練紅覇は、煌帝国第三皇子にして武将である。練紅玉からは三兄にあたると思われる。華奢な風格に反してかなりの戦闘狂であり、馬車を襲った山賊を容赦なく斬殺した。
練紅玉は、煌帝国の現皇帝の第八皇女である。迷宮攻略者であり、水を操る悲哀と隔絶の精霊ヴィネアの金属器使い。髪に刺している簪がその金属器であり、魔装によって剣に変えることが出来る。
共通点
練紅炎および練紅明の腹違いの弟妹で、二人とも同い年(単行本第20巻時点で19歳)。ただし、紅玉は紅覇を「お兄様」と目上あつかいしている。
とある戦闘民族もそうだが、二人とも髪の色が赤系統。
普段は「少し高慢だが気のいい少年・少女」として振る舞うが、敵と見なした存在には情け容赦ない。
ガイドブック『マギ~マギ千夜一夜物語~』(著:大高忍)によると、二人とも魔力量および総合戦闘能力は5段階中4と互角である。
ちなみに兄達に比べてかなり背が低い紅覇であるが、原作でこのペアが地面で並んだ機会が少なく、さすがに妹より低くはないだろうと思ってか紅覇の方を高く書いているイラストが半分以上を占める。しかし実際は妹のほうが5cm背が高い。
相違点
紅覇はアラジンのことを気に入っているが、紅玉は「ウーゴくん対ジュダル」の一件でアラジンとは犬猿の仲である。
紅覇は面識もないくせに自分を保身のダシにしたアリババを苦々しく思っており、紅玉が馴れ馴れしく「アリババちゃん」と呼んでいた際に戸惑っていた。一方、紅玉はアリババのことを当初は「バルバッドの王族」としか思ってなかったが、シンドリア滞在中に親しくなり、「仲良しなお友達同士」と公言している。
ガイドブック『マギ~マギ千夜一夜物語~』(著:大高忍)によると、身体能力・知力・統率力は紅覇が、技術は紅玉が勝っている。