概要
レイテ沖海戦の流れは、該当記事を参照。
日本海軍はフィリピン奪回の為にレイテ湾上陸を狙うアメリカ軍を撃滅するため、北から栗田提督率いる主力艦隊を突入させ、同時に南から西村提督率いる艦隊と志摩提督率いる艦隊を突入させる作戦を立てた。
しかしアメリカ軍は西村艦隊の動向を察知すると、強力な戦艦6隻を中心とする大部隊にて迎撃態勢を整えた。対する西村艦隊は、欠陥戦艦と言われた旧式の戦艦山城と扶桑を中心にした7隻のみ。
圧倒的に強力な戦力と有利な陣形のアメリカ艦隊から集中攻撃を受けた西村艦隊は、各艦炎上しながらも戦い続け、そして僅か数十分の戦いで時雨だけを残して全滅した。西村艦隊の全滅により後続の志摩艦隊は後退した。
なおスリガオ海峡にて待ち構えていたアメリカ戦艦部隊は、真珠湾攻撃にて一度は日本海軍に沈められた艦たちであり、アメリカ戦艦にとっては仇討ちの戦いともなった。