満潮

まんちょうあるいはみちしお

潮が満ちて海水面が最も高くなる現象。満汐。みちしお。

地球が月や太陽の引力の影響を受け、毎日ほぼ2回周期的に昇降する現象である潮汐のうち、海面の水位が極大になった状態。

逆に極小になった状態が干潮。満潮時における海面と海浜との境界線が満潮汀線(ていせん)である。

現代の表記で「みちしお」読みの場合は、原則的に「満ち潮」と送り仮名を入れる（「みちる」の活用語尾は「る」だけなので「満る」としても良いが、「満たす」などの派生語があるため「満ちる」とするのが正式）。また「満ち潮」は「引き潮」の対義語で、だんだん上がってくる潮位、つまり干潮を過ぎてから満潮(まんちょう)に至るまでの状態を表す。ややこしいので、混乱しそうな場合は上げ潮と呼ぶ。

旧大日本帝国海軍の朝潮型駆逐艦3番艦が「満潮」という名前で、艦船擬人化を主題にしたゲーム『艦隊これくしょん』にも同名のキャラクターが登場する。pixivではこの擬人化した方のイラストが圧倒的多数を占める。

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