聖帝十字陵
せいていじゅうじりょう
聖帝十字陵とは、原哲夫の漫画『北斗の拳』に登場する建造物。
概要
聖帝編の闘いの主要舞台であり、ケンシロウとサウザーの決戦の地でもある。
自らを「聖帝」と称する南斗六聖拳の将星・サウザーが師父であるオウガイのために建設した陵墓。
その名の通り、聖帝軍の象徴である南斗十字星をかたどったピラミッド式の巨大な墓であり、奴隷として招集した子供たちを強制労働させて建設した。最上段の最後の聖碑は、反乱軍であり同じ南斗六聖拳であるシュウが、己の命を犠牲にして完成させることになる。
内部には即身仏となったオウガイの亡骸が安置されており、サウザーはこの陵を唯一愛した師と、自身の愛や情との決別の象徴としている。
なお、原作においてサウザーとケンシロウは、この陵の石段という高低差のある足場で闘っているが、ゲーム作品などでは陵の前の平地であったり、石段の途中に設けられた不自然な広間であったりする事が多い。