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中継局の編集履歴

2014-08-16 21:09:46 バージョン

中継局

ちゅうけいきょく

総務省告示基幹放送用周波数使用計画で定義される送信所

対に位置するのは親局。山やビルの陰などで親局からの電波を受信できない、あるいは距離が遠すぎて電波が弱くなってしまう地域向けに設けられる補助的な送信所の事。


親局からの中継方法としては

  1. 専用回線を親局と接続して中継する
  2. STL回線(無線)を親局と接続して中継する
  3. 親局の放送用電波を中継局近辺で受信し、それを変換して中継する

の3種類があり、1.は中波ラジオ放送や短波放送で、2.と3.は主にFMラジオやテレビ放送で使われる。なお経営基盤の形成が完了していない後発局や不況の最中に開局した平成新局は一部の中継局が置かれないことがある。

周波数

基本的に親局や他の中継局とは別の周波数を使う。これは混信対策でもある。

同一の周波数やチャンネルでの中継はAMラジオ放送では振幅変調の特性から同一周波数中継がやりやすく、宮崎放送熊本放送南海放送などで実施している。

地上デジタルテレビ放送でも同一チャンネル中継を行っている場所もあるが、混信を起こしてしまうこともあった。(摩耶山サンテレビ、NHK神戸局親局と奈良県栃原中継局のNHK奈良局、奈良テレビ、生駒山局の広域民放と栃原局の広域民放の混信などが有名)

アナログ放送の頃は中継局のチャンネルを隣り合う中継局や親局同士で被らないように(なおかつ隣り合わないように)するために1chから62ch(地域によっては63chから更に上)を使用していたが、デジタル放送では隣り合うチャンネル同士を利用しても隣接妨害は起きないのと、同一周波数中継により現在は13chから52chまでを使用するだけに留まっている。

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