東京ムービーが製作した劇場用中編アニメーション作品。
1972年12月17日公開、東宝配給、カラー34分。
祖母が出かけてしまい、ひとりで留守番をする少女・ミミ子と、動物園から脱走してきた父子のパンダとの交流を、ほのぼのとしたタッチで描く。
1973年3月17日には続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』が公開された。
当時、日中友好の一環として中国からパンダが上野動物園に贈られたのを切欠に、日本に空前のパンダブームが起こった。それを受けて企画されたアニメーション。
製作者には高畑勲、宮崎駿、小田部羊一と、後のビッグネームが名を連ねている。
劇中のパンダの造型は、後に宮崎が手掛けた「となりのトトロ」の原型とも評される。