概要
TVアニメキルラキルのキャラクター、猿投山渦と満艦飾マコによる二次創作NLカップリング。
アニメ本編開始直後から根強く人気のあるカップリングである。
二人だけの特別な絡みのシーンはないが「あまりにもなさ過ぎて逆にリアリティが出てしまう」という事態の発生した希有な例となった。
なおアニメスタッフは「キルラキルには恋愛はない」とくり返し発言しているので、あくまで二次創作・妄想上におけるカップリングである。
概要
TVアニメキルラキルのキャラクター、猿投山渦と満艦飾マコによる二次創作NLカップリング。
アニメ本編開始直後から根強く人気のあるカップリングである。
二人だけの特別な絡みのシーンはないが「あまりにもなさ過ぎて逆にリアリティが出てしまう」という事態の発生した希有な例となった。
なおアニメスタッフは「キルラキルには恋愛はない」とくり返し発言しているので、あくまで二次創作・妄想上におけるカップリングである。
以下、各話・各シーンの記述内にて『キルラキル』ストーリーに関わる重大なネタバレを大量に含んでいます。未視聴の方、ネタバレを避けたい方は、閲覧に十分ご注意ください。
猿投山は運動部を統括する運動部委員長であり マコはテニス部所属→(おそらく退部後は)喧嘩部部長(後に廃部)。ただし喧嘩部特化型・二つ星極制服はその後復活を果たし活躍した。なお喧嘩部が運動部と文化部のどちらに所属していたのかは番組内では不明。
互いの極制服デザインの酷似・「参る」「~~無用」など口調の類似・それぞれのメイン回のテーマに対称性が見られる。また第12話以降で四天王がジャージ姿の時猿投山のみ着衣に名前の表記があるが(第6話で流子宛に果たし状を漢字で書いていた筈なのに)何故か「さなげやま」とひらがなであること、第13話でマコが「(自分は)ひらがなしか読めない」と発言していたりもする。しかしこの二人は、極端に接触が無いのである。
かろうじて会話と言えるのは第2話のマンカンロンパに猿投山が「は」「何」と僅かに反応した時のみ、あとは片方から片方への一方的な発言(これも滅多にない)だけと徹底している。
なお、四天王中でマコに名前を呼ばれていないのは猿投山のみであること、猿投山もマコに対しての言及は一切していないこと、塔首頂上決戦時 戦維喪失し無星となった四天王がマコの周囲に集まった時も猿投山一人だけすれ違ったこと、三都制圧襲学旅行時には大阪で一瞬顔を合わすも全く会話のないことなど異様なほどの絡まなさにもかかわらず、上記の類似の多さから「この二人、実は皆に隠れてつきあってるんじゃないか」という感想も見られた。
なお第19話以降、猿投山がマコの方を向いているようなカットやマコの周辺にいるシーンが増え、第24話に至っては全員裸の集合シーンで皐月や四天王から明らかに離れた位置で猿投山が何故かマコの背後に立っていた事から「この二人、実は皆に隠れて(以下略)」という説に妙なリアリティを与える結果となった。
以下は憶測ではあるが、二人の接触の少なさについては、当初より鬼龍院皐月に面と向かって楯突いた纏流子側に付いていながら放校されなかった満艦飾マコは、鬼龍院皐月側からある程度の注目を浴びていたがゆえに、マコと相対すると調子を狂わせる上(第1話、第2話の言動より)、口の軽いとおぼしき猿投山はあえて接触を封じていた可能性もある。 なお猿投山の口の軽さは第20話以降の彼の台詞に蛇崩乃音や犬牟田宝火が容赦なく突っこんでいることから推測が可能である。
また鬼龍院皐月はヌーディストビーチ指揮官の美木杉愛九郎から「さすが用意周到(第21話より)」と呼ばれた稀代の策士にして指揮官でもあるがゆえに、彼女が何の思惑もなく纏流子と満艦飾マコを本能字学園内に留め置いたという線は薄いのでは無いかと思われ、その意図を彼女の忠実な部下であり皐月自身が「指揮官としての成長を期待(第13話より)」していた四天王も汲んでいた可能性は否定できない。
以下、数少ない接触および関連事項である。
第1話 猿投山が逆さ吊りのマコを見て呟く。「腹がすわっているのか、バカなのか」
第2話 マンカンロンパに対し猿投山の発言「は」「何」。この際、函館臣子と猿投山渦まとめて「あなたは」とマコに呼びかけられている。個別には呼ばれていない。
第6話 戦維喪失した猿投山のサイズをマコが指で測っているとおぼしき描写がある。流子を追い詰めた猿投山、「参る」と発言。この時の流子宛の呼び出しおよび果たし状は、失明前も失明後もかなりきちんとした漢字とかなの交じった筆跡である。
第7話 マコの喧嘩部特化型・二つ星極制服が猿投山の極制服と酷似している。
第12話 全裸の猿投山、マコと入れ違いに他の四天王と合流。なお戦維喪失した他のメンバーはそれぞれマコと会話している。またマコに全員が「○○(名字)先輩」と呼ばれている。しかし猿投山だけ入れ違いになり会話は一切なかった。またこの時の猿投山のシャツの表記は「さなげやま」とひらがなである。
第13話 マコ、担任の美木杉愛九郎との会話で「ひらがなしか読めない」と発言している。凪田信二郎(針目縫)の起こした騒ぎに巻き込まれ風紀部委員長蟇郡苛に捕獲されたマコ、大阪行きの運動部のトラックに配属(しかし猿投山との直接接触はなし)
第15話 鬼龍院皐月に宝多金男を運ぶよう指示された猿投山、一瞬マコと同じ画面に入るも会話無し。猿投山「ツッコミ無用」と発言。猿投山の新極制服、改めてマコの極制服と酷似。
第19話 蟇郡苛と会話中のマコを蛇崩乃音と見に来るも猿投山は無言。ただしこの時まだCOVERSと交戦中であり、猿投山は「縛斬・蛟竜」という有効な武器を所持している上に、四天王での彼の立場は先陣担当であるにも関わらず、わざわざ様子を見に来ている。
第20話 ヌーディストビーチ基地内および裸の太陽丸船上にて猿投山とマコが近くにいるカットが増え始める(それまでの露骨なほどの接触の無さが消える)。
第21話 流子の元へ飛び込むマコ「参る!」と発言。
第22話 コロッケ宴会時、一人離れている流子側から見るとマコは猿投山の真正面の席にいる。
第23話 マコ、「ご意見無用」と発言。
初めて猿投山がマコに話しかける(が、マコに言ったとも己や全員に宣言したとも取れなくない)。なお、この時の四天王の発言は、蟇郡苛「無理をするな、満艦飾」蛇崩乃音「劣等生にしては頑張ったじゃない」猿投山渦「だが、ここから先は俺達の仕事だ」犬牟田宝火「伊織の最後の極制服、お披露目と行きましょうか」の順。この際、マコの完遂できなかった任を仕事であったと明言したのは猿投山のみである。猿投山の極制服の色・形状ともマコの極制服と更に酷似。
第24話 開眼後、何回かマコの隣にいる。また流子を受け止めたのち、皐月や他の四天王らと離れて猿投山のみマコの背後・マコの父満艦飾薔薇蔵の隣に立っている。全裸で。
番外
ドラマCD第二弾・猿投山が四天王の用意した闇鍋を食べる満艦飾一家を追いかけ回しかわされるシーンがある。台詞は「この!」「ひらり」「よけただと、まてこら!」「ひらり」、「このこの」「ひらりひらり」
ドラマCD第三弾・マコ(ただし声は猿投山)が「猿投山先輩」と呼んでいる箇所がある。猿投山はマコを「満艦飾」と呼んでいる。おそらくこの二人が一番まともに噛み合う会話をしたシーンであろう。ただし声はどちらも猿投山のものであり、マコの声で「猿投山先輩」と呼ばれることはシリーズを通して皆無である。
第25話・猿投山と皐月の決闘中、決闘後にマコも同席しており同じシーン・カットにいる。
マンカンロンパに四天王全員出演(猿投山は赤ん坊としてマコに抱かれている)
脚本全集より本編削除分
第一話の猿投山のマコに対する台詞「腹がすわっているのか、バカなのか」の後に「バカだな」がある。