概要
関西テレビ制作のドラマ。2025年1月から3月まで「火ドライレブン」枠で放送。主演は永瀬廉(King&Prince)。
恋愛偏差値Oの超わがまま御曹司と庶民派女子の世界で一番、不器用でわがまますぎる恋愛模様を描く。
主題歌はKing&Princeの「HEAT」。
登場人物
- 天堂昴(演:永瀬廉(King&Prince))
主人公。大手アパレルメーカー「服天」の会長の孫。生粋のお坊っちゃまでルックスは抜群だが、性格は欠陥だらけで超うぬぼれ屋。表向きちやほやする周囲の人間の裏の顔にうんざりしており、自分の思い通りに生きることをモットーにしている。
両親を亡くして祖父に育てられたためこれまで甘やかされっぱなしで育ってきている。とはいえ、英才教育を受けていただけあり、経済の動向にはきっちり目を光らせ、英語のスペルミスを研修の指導係である社員相手に厳しく指摘した。
親友の友也とこれまで3回起業していたがいずれもトラブルばかりで倒産。さすがの祖父・亘も頭を抱え「服天」へのコネ入社で社会人として成長させることにしたため、お小遣いカット+実家を追放+初任給で社員寮に暮らすという屈辱的な生活を強いられる。それでもこれまでの生活の癖が抜けずTPOを逸脱した高級スーツを着るなど傍若無人の振る舞いを続けていたが、まどかに叱られたことでプライドをズタズタにされた。しかし、逆に「まどかが俺の気を引くために注意している」と勘違いしてしまう。
その後、配属先が子供服部門になった(祖父の采配が原因)ことで「少子化の今、子供服の需要がどこにある?」「子供はファッションを理解できない。どうせ泥んこにして汚すだけ。」と悪態をついてしまい、まどかを怒らせることになり対立してしまう。
流石に申し訳ないと思ったのか、反省して少しずつ庶民暮らしに慣れようとしており、まどかもその姿勢に感化されていく。
しかし、まどかが成田と仲良くしている姿を見て初めて嫉妬心が湧き、意地でも彼女を振り向かせるべく庶民生活を甘んじて受け入れる決意を固めた。
- 花倉まどか(演:山下美月)
昴の同僚で教育係。真面目で堅実な努力家。超倹約家のド庶民女子。好きな食べ物はトマトとあんこ。日課は猫動画鑑賞。自宅でミニトマトを栽培している。
山梨県小沢村出身の超田舎育ち。母親はおらず(離婚か死別かは不明)、父子家庭で育つ。そのため、給料の一部を奨学金返済や父親への仕送りに使っている。
昴のことも身分を気にせず注意するなどかなり肝っ玉が据わっている。また、放っておけない性格なのか社員寮の隣人である昴に家事を指南したり傘を貸してあげるなど何かと気にかけている。
昴が変わろうとする姿勢に感化され、陰口を叩いていた社員に啖呵を切っており、彼の手料理(トマトとあんこを合わせたどう見ても食べ合わせの悪そうな組み合わせだが…)を美味しそうに食べるなど少しずつ歩み寄ろうとしている。
- 成田理人(演:小関裕太)
子ども服部門のチーフ。まどかが憧れる敏腕上司。昴からはまどかを巡って嫉妬されている。
- 天堂亘(演:鹿賀丈史)
会長で昴の祖父。早くに両親を亡くした孫・昴を引き取り大切に育てていたが、自分が甘やかしすぎたことを後悔し「誰か叱ってくれる大人がいなければ孫は成長しない。」と考え、まどかを教育係にするよう仕向けた上で昴にコネ入社させ彼女の指導で彼を社会人として成長させようと画策する。
昴の幼なじみで親友。昴とともに起業してきたが三度失敗しており、彼の性格と将来を心配していた。
コネ入社した昴と違い、転職組として「服天」に入社しているなどかなり優秀な人物。
- 三上リリー(演:中村里帆)
販売促進部 社員。まどかの後輩で良き相談相手。まどかの情報を昴と友也に教える代わりに連絡先を交換した。