概要
CV:三木眞一郎
本能字学園2年甲組の担任教師。担当教科は世界史。
普段はボサボサの髪に無精髭を生やし、時代錯誤な大きなサングラスを掛け、くたびれたワイシャツを纏っているなど、だらしのない出で立ちをしている。
声も嗄れて猫背で姿勢も悪く、どこか年寄り臭く気怠い言動をみせる。
しかし、それは仮初めの姿であり、サングラスを外した顔は涼やかな目鼻立ちの美丈夫・・・なのだが、何故かしゃべりながらストリップショーさながらに脱ぎ始めたり、流子に口説き文句のような言葉をかけるなど、非常にナルシスティックな性格になる。
神衣(かむい)のことを知り、転校してきた流子を鮮血と巡り合わせ、その後も熱視線と共に助言を送るなどしている。
本人曰く、鬼龍院家の支配に抵抗する謎の組織「ヌーディストビーチ」の一員で、流子の父・一身(いっしん)とも生前に交流があったらしく、彼と同じく鬼龍院家の横暴さに立ち向かおうとしていたという。一身が死んだ際には、彼が死の直前に自身に送った手紙に従い、鮮血を娘の流子に授けるよう頼まれており、その役割を果たしている。
鬼龍院家の動向を探るため、教師として本能字学園に潜入していたが、三都制圧襲学旅行を前にその仮初めの教師の姿を文字通り脱ぎ捨て、ヌーディストビーチ本部のある大阪へ愛車「裸の流星号」で向かう。
本部帰還後は「スプレンディッド・ネイキッド・オフィサー」として指揮を執るとともに、自らDTRを駆り前線で戦った。
ヌーディストビーチ旗艦・裸の太陽丸出航後は作戦指揮とともに操舵も担当。
見た目はアレだが指揮能力は高く、最終決戦を前にして鬼龍院皐月から「美木杉さん。」と敬称付きで呼ばれた上に、直々に以降も作戦の総指揮を執るよう請われている。
その詳しい前歴や「ヌーディストビーチ」の一員となった経緯は不明だが、纏一身のもと生命戦維の研究を黄長瀬紬らと行っていたようである。
また生命戦維の実験中に生命を落とした女性、紬の姉・絹江が、美木杉の婚約者であったことがキルラキル公式ガイドブック『神衣万象』にて初めて明かされた。
ちなみに、「キルラキル」本編は、彼のセリフで始まり、彼のセリフで終わっている。
余談
キャラクターデザイン担当のすしお曰く、モデルとしたのは「若い頃の沢田研二」とのこと。イケメンを描くことを大の苦手とするため、素顔の美木杉を描くのは非常に苦労したそうである。逆にサングラス状態は自分の得意分野であるため楽だったと語っている。
美木杉役はオーディションで決定したものだが、同役のオーディションも受けた小西克幸(黄長瀬紬役)らに「(キャラ表を見て)どう見ても三木眞一郎じゃねぇか!」と言われたというエピソードがある。
関連イラスト
・普段
・助言する時
関連タグ
ブルー(プリキュア)…容貌やポジション的によく似たキャラ