声優:斎賀みつき
モチーフ:ウイングガンダム / ウイングガンダムゼロカスタム
概要
ダークアクシズによって石化させられたラクロア国の生き残りで、リリジマーナ・ミア・ド・ラクロア(リリ姫)の転移魔法で唯一異世界へと飛ばされた。
劇中で「私がS.D.G.を作らせた」と豪語し、シュウトが疑っていたが、実はゼロが本編の2年前に転移したことがキッカケで組織が出来たため、これに関してはあながち嘘ではない。
「美しくないぞ!」が口癖で、非常にキザなナルシスト。女性に好感を寄せられることを最大の喜びとしており、青い薔薇をどこからともなく召喚しては、女性に色目を使おうとする。
当初は群れるのは好かないと言っていたが、ガンダムフォース結成後は仲間のことを考えて戦っている。恐らく件の発言はラクロア親衛隊の仲間を全員失った過去があるため、群れることに抵抗があったのだと思われる。
武者頑駄無爆熱丸とは性格の不一致から犬猿の仲で、いつも言い争っている。爆熱丸が所謂脳筋なため、基本口合戦ではゼロが優勢だが、ゼロ自身もかなり詰めが甘いので、逆に痛いところを突かれて歯噛みすることも。
精霊と契約しており、その力で空を飛ぶことが可能(飛べなくなると背中のマントが消える)。ヴァトラスソードとブリティスシールドを呼ばれる剣と盾を使用し、魔方陣から召喚して戦う。
必殺魔法は青い薔薇を風とともに送り込んで相手を吹き飛ばす『ヴァイオレット・トルネード』。
ダークアクシズ壊滅後はラクロアに戻ったが、すぐに次元パトロールへと加入し、シュウト達と再び冒険の日々を送ることとなった。
銀翼の騎士ゼロカスタム
フェザードラゴンと融合合体したパワーアップ形態。
ガンダムフォースの面子の中では一番早く覚醒を果たしたものの、フェザードラゴンと正式な契約を果たしていないために安定して変身することが出来ない。
スペックが後半戦用に設定されているため破格的な強さを誇り、番組上あまりに強すぎるのは問題ということもあってか、紆余曲折あってフェザードラゴンとはぐれるという形でしばらく強化変身ができなくなった。
その後もラクロア奪還編で再変身しているが、またフェザードラゴンと離れ離れになってパワーアップ出来なくなるなど、早すぎるが故に出番はスタッフが認めるほど少なかった。
必殺魔法はツインバスターソードから放つ光の刃、『インフィニティ・ウィンズ』。
余談だが、上記の名称は劇中では使われておらず、「ゼロ」という呼称のままになっている。
また、このゼロカスタムという名前は、原典では本来「商品の区別のために付けられた便宜上の名前」だったのに対し、こちらは正式な意味でゼロカスタムという名前が付いている。