CV:内山昂輝
概要
イケメンで勉強も運動もできる重度のナルシスト。常に人をバカにした、いわゆる「俺様キャラ」な態度を取っており、友達がいない。ただしあのような態度を取るのはわざと人を遠ざけるための演技らしく、目上の人間に対しては敬語を使う。
かつて役者の世界で天才子役・児玉西也として名を馳せるも、数年前に突如として引退。ただの万能高校生に成長するが、転校してきたお堅い巨乳美少女千斗いすずに、いきなりどこぞの黄色い魔法少女のような装飾過多なマスケット銃を突きつけられ、日本一残念な遊園地「甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)」へとデートに連れ出される。
パークを回る中で見せつけられた、残念さを通り越していっそ悲惨な園内の様子にイライラを募らせ、終いには支配人を名乗る女性から「あんたに支配人代行をやらせろという神のお告げがあった。だからやりなさい(意訳)」という無茶苦茶な要求を突き付けられる。当然ながら断ろうとする西也だったが、甘ブリの惨状を目の当たりにして我慢ができず、やってやろうじゃないかとばかりに期限付きで引き受けることに。
お告げで選ばれるだけあって、高校生離れした才覚でテーマパーク再建を推し進め、芸能界で得た知恵と経験を活かし、一筋縄ではいかない甘ブリ運営に奮闘する。
魔法
西也は、支配人代理就任に際し、いずず達から魔法を一つ授けられている。
それは、相手一人につきその時一回だけ、相手の考えていることを読み取れるという魔法である。
効力そのものは非常に有用であるものの、一度使ってしまった相手には効果がなくなってしまう
ため、支配人としてやっていくうえで、発動どころを考える必要のある切り札として使うことにしている模様。
……なお、西也はゲーム(たとえばSTGなど)でも、強力なアイテムを手に入れても「後にとっておこう」と使おうとしないまま、気が付けばゲーム終了まで通常ショットで進めていたようなタイプである。
家庭・学校における事情
両親の離婚を経験しており、元の名字は「久武」。「可児江」は母親の旧姓。
また、離婚後父親のもとで育てられている妹がいる。
現在は、保護者である叔母のもとで暮らしている。
幼少から天才子役として芸能界にいた反動や離婚による家族離散の影響もあってか、
およそ友達づきあいというものに不得手で、クラスメートに囲まれてはいても「友達」と呼べる気安く会話できる存在は殆ど居らず(今の学校では辛うじていすず、さもなくば後輩である中城椎名ぐらいか)、ともすれば高慢ともとれる上述の態度はその裏返しに近い。ちなみに、トイレランチ経験持ちでもある模様。
また、毎日が火の車な「甘ブリ」の経営に携わり始めてからは日常でも商談や業務で多忙になり、
学校も休みがちになって出席日数や単位が危うくなり始めており、そこら辺を担任教師に心配されてもいる。