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マインショックの編集履歴

2014-11-24 14:27:33 バージョン

マインショック

こんなせかいしりたくなかった

『マインショック』とは、「アカメが斬る!」のアニメ版第21話において原作既読者およびアニメ版からのファンの皆様双方に絶望を与えた事件。

概要

マインは作中でも事実上のメインヒロインとしてポジションを獲得し、本格的に魅せ場が訪れる前の時期にイベント会場で行われた公式人気投票でも第3位になるなど人気の高いキャラクターである。


最初から主人公タツミの運命の相手として制作されていた事実を裏付けるように、アニメ版では描写がオリジナルで大幅に追加され、セリュー・ユビキタスと決着をつける第19話は気合の入った戦闘作画で描かれるなど厚遇を受けており、若干タツミとの関係性が変わってもファンから色々な意味で見守られていたが……。





原作において獅子奮迅の大活躍を見せている真っ最中に、それは起きた。





アニメ版ネタバレ注意















第21話「絶望を斬る」においてブドー大将軍を撃破するという大金星を挙げたものの、その代償に力尽きてマインが死亡

ずっと一人で生きてきた孤独な人生の果てに仲間達と最愛の少年を得てささやかな幸福を噛みしめている筈のヒロインの最期は、最初で最後のキスを交わして想いを伝えた後タツミの腕の中で息を引き取るというものだった…。



ラバック死亡によりマインがいなくなると制空権を持つランに味方側で対抗できる者がいなくなる点。砕け散るパンプキンによって「戦力としては再起不能になっても帝具を失うだけで済んだ」という希望的観測。落下した際にタツミが間に合ったこと。

そしてこの話はスサノオが原作の流れを汲む形で殉職した回であり、まさかその直後に続けざまマインが死亡する筈がないという予想。

様々な可能性を裏切られ、健在な筈のヒロインの退場劇に多くのファンが打ちのめされた。


オリジナル展開に入るアニメ作品として決して珍しいケースではないかもしれないが、これまで基本的に原作に沿う形で進行していた作品だけに良くも悪くもこの改変に対する反響は大きい。



しかも、皮肉極まりないことに放送前日に発売された掲載誌の最新話では


最愛の少女を失わない為に覚悟を決めたタツミがインクルシオを強制進化させ、覚醒。

それにより、本来なら絶対に対応不可能だったエスデスの時空凍結による奇襲からマインが救われる。


という完全な生死の対比になってしまっている。



おまけに原作者は「最終回までのプロットをアニメスタッフに説明してある」と公言している為、連載において現在交戦中のブドー退場や一連の流れが被ることもあり、ようやくエスデスとの対峙という目下最大の正念場に希望が見えてきた矢先に読者が今後の展開に戦々恐々とする事態になってしまった。



必然めいた結末

  • 原作版

・タツミとマインの絆が完全に確立しており、互いの想いの強さは十分

・その結果、ブドーの一撃に押し勝てる

・ナイトレイド全員で立ち向かっている

・タツミの救出が早かった

・タツミが覚醒済み


  • アニメ版

・タツミとマインが恋人になっておらず、互いに惹かれ合いつつも想い不足

・その結果、ブドーの一撃に押し負ける

・たった一人で戦ってしまった

・タツミの救出が遅れた

・タツミが覚醒していない


ある意味、二人が恋人になれたそうでないかによる違いを見せつけられる形となったのかもしれない。



関連タグ

アカメが斬る! タツミ マイン  タツマイ

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