境界の彼方
きょうかいのかなた
KAエスマ文庫より刊行されているライトノベル。
概要
著:鳥居なごむ、イラスト:鴨居知世、によるライトノベル。KAエスマ文庫より3巻まで刊行。
第2回京都アニメーション大賞奨励賞受賞作。
異界士と呼ばれる異能者が、人に害を及ぼす妖夢と戦うダークファンタジー作品。
2012年に京アニのCMで本作のイメージアニメが制作・放送された。
2013年10月より京アニ制作・TBS製作委員会参加で、テレビアニメ版を放送。
2015年春には「境界の彼方-I'LL BE HERE-」の題名で、劇場版アニメが公開予定。
※アニメ版は、登場人物の大まかな設定以外は物語の本筋も登場人物の詳細も原作から大幅に改変されている。
登場人物
用語
妖夢
人に害を成す怪物で、妖怪との関連は不明。ほとんどの人には見えず、人を傷つけたり憑依できる。形態や大きさ、性質は千差万別で、人間とかけ離れた姿がほとんどだが、人間同然の姿や言動のある妖夢や人間に協力する者もいる。
異界士
人知れず妖夢討伐を生業とする者たち。多くが特殊能力を持った異能者で、様々な異能を駆使して妖夢と戦う。普段は別の職業や立場で生活し、放浪する者もあれば定住して各地域を担当している。
異界士協会
異界士たちを統括管理する役所のような組織。査問官がおり、問題や懸念事項があれば関連の異界士や各地の元へ派遣され調査する。
妖夢石
妖夢を倒すと現れる石。一見すると鉱物や宝石のような形状で、何らかの価値がある。何の目的に使われるかは不明。妖夢石担当の異界士が価値を鑑定して換金し、異界士はそれを収入に当てている。