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エレンゲリオンの編集履歴

2014-12-10 18:15:48 バージョン

エレンゲリオン

えれんげりおん

『進撃の巨人』のエレン・イェーガーのある状態を指すファン間の通称。

本記事は原作単行本のネタバレが含まれますので未読の方は注意してください


















概要

巨人化したエレンが、エヴァンゲリオンを彷彿とさせることから読者の間で使われている渾名。公式名称は「エレン巨人体」だが、タグとしてはもっぱらこちらの方が機能している。


エレンはアルミンを庇い巨人に飲み込まれてしまうが、巨人の体内で巨人化能力が覚醒する。

その後は自傷行為を引き金として15メートル級の巨人に変身することができるようになった。

ただし常時可能でなく、「巨人を殺す」「を持ち上げる」「スプーンを拾う」など、強い目的意識を持って自らを傷つける場合に限られる。


なお「巨人化」と言ってもエレン自身が大きくなるというよりは、エレンを核として周りに巨人の肉体を練成するといった感じである。本体であるエレンはうなじ部分の肉塊に同化しており、ここからエレンが引きずり出されると、生成した巨人体も消滅する。


細身の筋肉質である以外は外見的に他の巨人と大差ないが、エレン自身の自我をある程度持っていて、人間の状態で与えられた作戦の実行・人間時に習った格闘術の行使・仲間を殺した巨人を先に狙う他、低レベルの言語なら口にすることは可能。

強い再生能力を持ち、人間の姿の時に受けた傷も巨人化してから再び人間の姿に戻ると、大抵のもの(おそらく手足切断程度)ならば治っている。

弱点として連続して変身することができず、変身した後は人間に戻った際、ひどく疲弊してしまう。また当初は完全に巨人となっている最中の意識を制御することができずミカサを攻撃するなど、まだ未完成で不可解な部分が多い能力である。


エレンがなぜこのような能力を持っているのか詳細は不明だが、父親により謎の注射を受けている断片的な記憶の描写があり、この能力と何らかの関係があると思われる。


戦歴

2巻:トロスト区攻防戦にて巨人約20体を屠る


4巻:トロスト区奪還戦にてウォール・ローゼの壁穴を塞ぐ


7巻:ウォール・マリア奪還戦(第57回壁外調査)にて女型の巨人と交戦するも敗北し攫われる


8巻:ウォール・シーナ内にて再び女型の巨人と交戦しこれを取り押さえる


10巻:ウォール・ローゼにて鎧の巨人と交戦


11巻:鎧の巨人超大型巨人の連携に敗れ攫われる


関連イラスト

Jäger


関連タグ

進撃の巨人 エレン・イェーガー 巨人(進撃の巨人)

超大型巨人 女型の巨人 鎧の巨人


ウルトラマン - 作者曰く、これに着想を得たとのこと。




ネタバレ



以下単行本未収録のネタバレあり












後にエレンの巨人化能力は、壁内の真の王家であるレイス家に代々受け継がれていたもので、当代ではヒストリアの異母姉フリーダ・レイスが所持していた。そしてウォール・マリア陥落後に巨人化能力者だったエレンの父がフリーダを殺してその力を奪い、フリーダの巨人の力をエレンに移植した事が判明する。またエレンは注射を打たれて巨人化し、父を食べたことで巨人化能力を制御できるようになったが、記憶障害でそのことを忘れていた。

レイス家の巨人の力は全ての巨人の頂点に立つ能力と言われており、壁内の真の歴史の記憶を唯一引き継いでいる他、貴族を除いた壁内の人間の記憶を自在に操る事ができるが、その能力はレイス家の血縁でないと真価を発揮できないとされる。最強の巨人でありながらフリーダがエレンの父に負けてしまったのは、先代の叔父から引き継いだばかりで本領を発揮できず、経験の差で敗北した為だった。

エレンの巨人化能力が発覚した時に当主のロッド・レイス及び中央上層部はフリーダから奪われた能力だと気付き、エレンを確保しようと動いていたが、エレンの身柄は調査兵団に預けられてしまい思うようにいかなかった。

またエレンの中には父親や、フリーダ・レイスを含めた代々のレイス家の巨人化能力者たちの記憶を断片的に引き継いでおり、エレンが巨人化に自傷行為が必要だと理解していたのはそのため。

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