CV:佐藤拓也
人物像
キャピタル・アーミィに所属するモビルスーツパイロット。
「マスク」の名が示す通り、仮面を被り素顔を隠しているが、四つ目というその奇怪なデザインに関してはキャピタル・テリトリィ市民の間でも賛否が分かれている。
その正体はベルリの同期生であるルイン・リー。
ただし、ガールフレンドのマニィ・アンバサダは彼がルインであることは気づかれていない。
配属されて日は浅いものの階級は将校である大尉であり、最新鋭の可変モビルスーツであるエルフ・ブルックを与えられ部隊を任されている。
自身のパイロットの腕前に加え、乗機であるエルフ・ブルックの性能もあって海賊部隊を追い詰める。
彼の着用している仮面はキャピタル・ガード調査部の資料に基づき制作されたものであり、ヘッドマウントディスプレイの他、装着者の眼球運動をモビルスーツの操縦に反映させるなどパイロットを補助する機能を複数有している。
また本人も短期間で精神を強化されており、仮面の機能と共に彼のモビルスーツ操縦技術が底上げされている。
しかし、彼にとって「仮面の着用」は単なる操縦のサポート以上の意味を持ち、デレンセン・サマターにキャピタル・アーミィへ推薦された際、ベッカー・シャダムのパンチを受けつつ防御してしまった「守りの姿勢」を反省しそれを切り替えるスイッチとしての意味合いが強い。
キャラクターも見た目以上に濃くなっている。素顔の頃はベルリのよき先輩でしかなかったが、マスクをかぶってからというもの無闇矢鱈に富野節を連発するハッスル兄さんと化しており、視聴者を色んな意味で楽しませてくれている。