日野晃博
ひのあきひろ
概要
複数のゲーム制作会社を経た後、1998年に株式会社レベルファイブを設立して独立。
制作管理能力やゲームディレクター、アイディアマンとしての手腕に定評があり、中堅会社でありながら自社をヒット作を次々と出すまでに押し上げた凄腕の経営者。
SCEの下請けで活動していた時に堀井雄二からの依頼で『ドラゴンクエストⅧ』の制作を受注。見事にディレクター職を務めあげ、『ドラクエⅧ』が極めて高い評価を得たことも相まって名を上げる。
その後も『レイトン教授シリーズ』や『イナズマイレブン』シリーズなど話題作を生み出したり、逆に失敗したりもしている。
自社作品のシナリオも担当するが評価が極端に別れるものが多い。
特に人間描写に関しての評価は低い傾向にあり、2005年に発売した『ローグギャラクシー』はヘビーゲーマーで有名な小説家の宮部みゆきに酷評された他、『イナズマイレブン3』では後付け設定のオンパレードやキャラの独善的な言動に対してファンやキャストからも苦言を呈され、シリーズ構成も担当したアニメ『ガンダムAGE』はTwitterやメディア上での自画自賛的な発言も手伝ってかAMAZONレビューが大炎上するなど残念な結果に終わってしまった。
しかし『レイトン教授シリーズ』や アニメ版『ダンボール戦機』のシナリオ、『妖怪ウォッチ』でのアニメ版脚本担当回は概ね好評であり、ミステリや理詰めで描かれる物語には強いようである。
基本的にレベルファイブという会社そのものが日野社長のワンマン色が強い(レベルファイブ自体、日野社長の「自分でゲームを作りたい」という思いの産物である)ため、よくあちこちに手を出しすぎではないかとか休めとか言われたりしている。
というか結構調子に乗り過ぎである。
そのうち取り返しのつかない問題でも起こしそうだと専らの噂。
『白騎士物語』『レイトン教授と永遠の歌姫』『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』では主題歌その他の作詞もいくつか担当。
作詞面に関してはなかなかの好評を得ており、作詞家としての技量はかなり高い。
特にダンボール戦機のゲーム版EDは、『BOOST』で別の曲に差し替えられた際に不満の声が上がり、『爆BOOST』の公式サイトで再度の収録が告知されたほどの人気曲である。
『妖怪ウォッチ』のヒットを受けてメディアへの露出が増えており、多忙を極める毎日だという。同作に登場する妖怪『日ノ神』は長野拓造が社長としての日野をイメージしたキャラクターだという。
妖怪ウォッチは、一部では「ポケモンパクッたんじゃね?」とも言われていたり(言っておくが、バトルシステムなどは異なる)、一部の妖怪がレベルアップで進化する等、実際ポケモンと被っている点もある。そのため、何かと「ポケモン」と比較されることが多い。
ポケモングッズと被る商品が多く、「ポケモン食いにかかってる」と一部のファンから言われている。(妖怪ウォッチのパンが出てきた事でお店でポケモンパンの位置が隅に追いやられていて悲惨な事になっている。)
因みに、ギャグアニメ故、途中から設定が無視されてるシーンが度々ある。
最近は人気が格段に上がった為、社長が調子に乗ったのか色々暴走している部分がある。
人気が出てきた分、アンチも増え、アンチファンから「妖怪ウォッチ頭おかしいな」とか、「妖怪のデザインポケモンパクッたんじゃないのか?」とか、「子どもに媚びてる」とか、「ポケモン食いにかかってる」とか、「こんなに頭おかしいアニメ他にもいくらでもあるのに何で妖怪ウォッチだけこんなにちやほやされるのかわからない」等、批判の声もある。
最近はやり過ぎなんじゃないか?と思うくらい色々問題のありそうなヤバイネタを入れている。
…本当に大丈夫なのだろうか……。その内問題になる可能性も十分有りうる。
作品
ゲーム
ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君(ディレクション)
ローグギャラクシー(プロデュース・ゲームデザイン・シナリオ・ディレクション )
ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人(ディレクション)
レイトン教授シリーズ(企画・シナリオ・プロデュース)
イナズマイレブン(企画・シナリオ・プロデュース)
白騎士物語(監修『光と闇の覚醒』シナリオ『古の鼓動』・プロデュース『古の鼓動』)
ダンボール戦機(企画・シナリオ・プロデュース)
二ノ国(シナリオ・総監督)
妖怪ウォッチ(企画・シナリオ・プロデュース)因みに社会現象を巻き起こす程激売れ
テレビアニメ
イナズマイレブン(企画・総監修・ストーリー原案)
ダンボール戦機(企画・総監修・ストーリー原案・脚本)
イナズマイレブンGO(企画・総監修・ストーリー原案・脚本)
機動戦士ガンダムAGE(ストーリー・シリーズ構成)
妖怪ウォッチ(企画・総監修・ストーリー原案・脚本)