概要
三菱重工業長崎造船所で建造され、1994年に進水、1996年に就役した「こんごう」型護衛艦の3番艦。就役当初は第3護衛隊群第63護衛隊に配属され、その後護衛艦隊の改変により現在の第3護衛隊群第7護衛隊の所属になっている。定係港は舞鶴である。
艦名は新潟県の妙高山に由来し、妙高型重巡洋艦に次いで本艦で2代目。
1998年には大韓民国建国50周年記念観艦式に参加。翌1999年には、漁船に偽装した朝鮮民主主義人民共和国の工作船が能登半島沖に出没した「能登半島沖事件」に遭遇し、「みょうこう」は「はるな」(現在は退役)・「あぶくま」とともに不審船を追跡した。この際不審船を惜しくも取り逃がしてしまったが、これがのちの海上自衛隊の艦艇の装備にさまざまな面で多大な影響を与えた。
2012年には初めてリムパック(環太平洋合同演習)に参加している。
同型艦
1番艦/こんごう
2番艦/きりしま
4番艦/ちょうかい
ちなみに先代の妙高は、現イージス艦に艦名が受け継がれた6隻の中で唯一、終戦まで残存した艦でもある。
関連タグ
あたご:「みょうこう」とともに舞鶴を定係港とするイージス艦。