概要
はるな型護衛艦を擬人化したものである。
実艦は、海上自衛隊初のヘリコプター搭載護衛艦として、DDH-141「はるな」が1973年、DDH-142「ひえい」がその翌年に就役した。建造先は「はるな」が三菱重工長崎造船所、「ひえい」が石川島播磨重工東京工場で、石播東京は次級の「しらね」型2隻も建造している。
舞鶴配属の「はるな」は第3護衛隊群、佐世保配属の「ひえい」は第2護衛隊群の旗艦を長く務めてきたが、老朽化にともない、全通甲板式を採用した後継艦の「ひゅうが」「いせ」へ代替され、「はるな」は2008年度末、「ひえい」も2010年度末に除籍されている。
関連タグ
榛名(艦隊これくしょん)、比叡(艦隊これくしょん)/先代は両艦共金剛型戦艦の3番艦と2番艦。
金剛(艦隊これくしょん)、霧島(艦隊これくしょん)/現在活躍中のイージス艦こんごうときりしまは、それぞれ佐世保と横須賀を定係港に持つ。
しらね型/海自艦最後の蒸気タービンによる艦。「しらね」「くらま」の2隻で現在は「くらま」が佐世保を定係港にしている。
ひゅうが型/「ひゅうが」の定係港はかつて「はるな」が在籍していた舞鶴基地。「いせ」は呉を定係港に持つ。
いずも/横須賀配属で「ひゅうが」「いせ」同様に全通甲板式を採用したヘリ母艦。
みょうこう、あたご/かつて「はるな」が定係港にしていた舞鶴基地を定係港に持つイージス艦。それぞれこんごう型3番艦、あたご型1番艦。
ちょうかい/「ひえい」竣工の24年後に同じ石播東京で建造された、こんごう型の4番艦。定係港はかつての「ひえい」と同じ佐世保基地。なお三菱長崎以外で建造された海自イージス艦は「ちょうかい」のみ。
あけぼの/石播東京が建造した最後の海自艦でむらさめ型汎用護衛艦の8番艦。こちらも定係港は佐世保。
あしがら/やはり佐世保基地を定係港に持つあたご型2番艦。